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J-GLOBAL ID:201702240315060288   整理番号:17A0131188

日本のエネルギー次の一手 10)社会の安全は誰が担うのか

著者 (1件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 58-59  発行年: 2017年01月20日 
JST資料番号: L0936A  ISSN: 0289-2804  CODEN: EREBE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「安心」は直接,「安全」とは関係ないもので,「安全」でなくとも「安心」は成り立つ。その「安全」であることを図る尺度が「リスク」である。一般には,安全を議論する場合の「リスク」は,まずその大きさに注目されるが,その典型は「死亡リスク」である。死亡リスクを受け入れて,その発生の可能性,発生確率について議論する場合が多い。一方,経済的損失や精神的損失に係わる「リスク」については,その大きさが小さいものであっても」,なかなか妥協が得られず,結論が得られない状況が続く。それは「安全」の本質から外れ,そこに測ることのできない曖昧な「安心」の課題があるからである。「安心」の基本でもある「安全」の程度を,図ることのできる「リスク」を尺度に,「安全」を」考えることが必要である。温暖化問題においても,」原子力事故においても,ベネフィットを受けているものと,リスクを負っているもがある。ベネフィットはなにか,明確だが,だれがどの程度のベネフィット,豊かさを受け取っているかの判断は難しい。ましてリスクは将来の可能性でもあり,曖昧と言える。この「社会リスク」を負う判断を誰が行えるのか,難しい課題である。
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分類 (2件):
分類
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原子炉安全一般  ,  社会問題 
タイトルに関連する用語 (3件):
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