文献
J-GLOBAL ID:201702240346763701   整理番号:17A1771181

DNA合成と修復における鉄の役割【Powered by NICT】

The elemental role of iron in DNA synthesis and repair
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 11  ページ: 1483-1500  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2338A  ISSN: 1756-5901  CODEN: METAIR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
鉄は多くの代謝経路における補因子として機能することを必須酸化還元要素である。DNA代謝における重要な酵素,複数のDNA修復酵素(ヘリカーゼ,ヌクレアーゼ,グリコシラーゼ,デメチラーゼ)およびリボヌクレオチド還元酵素を含む機能に不可欠な補因子としての鉄を用いた。最近の顕著な結果はDNAポリメラーゼの触媒サブユニットは安定していると活性複合体の形成に必須であることを鉄-硫黄(Fe/S)クラスタを結合する保存されたシステインに富むモチーフを含むことを明らかにした。これと一致して,DNA合成と修復に関与する核鉄要求性酵素へのFe/Sクラスター生合成と挿入におけるミトコンドリアおよび細胞質欠陥はDNA損傷とゲノム不安定性をもたらした。最近の研究は,酵母細胞は最適デオキシリボヌクレオチド濃度を維持するために鉄のバイオアベイラビリティの変動に応じてリボヌクレオチドレダクターゼ機能を調節する多層機構を有することを示した。最後に,魅力的なDNA電荷輸送モデルはDNA修復機構成分中に存在する酸化還元活性鉄-硫黄中心が二本鎖DNAを通した長距離電荷移動によるゲノムに沿ったDNAミスマッチの検出と修復に重要であるかを示す。鉄とDNA複製と修復の間のこれらの予想外の結合は,癌,加齢と他のDNA関連疾患を理解する適切に考慮しなければならない。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  生物学的機能 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る