抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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表面プラズモンフィルタを用いた超小型分光センサapolloに用いられるSCIVAX(株)のナノインプリント技術を紹介するとともに,apolloの応用展開について検討した。nanoLambdaが開発したapolloは,約5×5×5mmの超小型であり,二次元半導体センサのセルごとに異なる色のカラーフィルタを搭載している。カラーフィルタは表面プラズモンフィルタであり,フィルタは色ごとに異なるため,フィルタ全体では多種類の複雑な微細構造を持っている。このフィルタを量産する生産技術としてナノインプリントが選ばれた。本稿では,ナノインプリントによる表面プラズモンフィルタのパターニング技術を紹介した。また,apolloの応用展開のために,apolloと光源を一体化した反射スペクトル測定器を試作し,一般ユーザが分光器を簡単に取り扱える可能性を示した。