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J-GLOBAL ID：201702240396113935   整理番号：17A0442189

全ほう素フラーレンは無機アニオンへの強い親和性を示す【Powered by NICT】

All-boron fullerene exhibits a strong affinity to inorganic anions

著者 (3件)： Colherinhas Guilherme (Departamento de Fisica-CEPAE, Universidade Federal de Goias, 74690-900 Goiania, Brazil) ,  Fileti Eudes Eterno (Instituto de Ciencia e Tecnologia, Universidade Federal de Sao Paulo, 12231-280 Sao Jose dos Campos, SP, Brazil) ,  Chaban Vitaly V. (Instituto de Ciencia e Tecnologia, Universidade Federal de Sao Paulo, 12231-280 Sao Jose dos Campos, SP, Brazil)
資料名： Chemical Physics Letters  (Chemical Physics Letters)
巻： 671  ページ： 107-112  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0824A  ISSN： 0009-2614  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実験で観測した全ホウ素フラーレンB80,は,その物理的化学的性質の系統的研究を呼び起こすおよび可能な応用を探索した。を選択したイミダゾリウム室温イオン液体(RTIL),ジメチルイミダゾリウム硝酸塩とジメチルイミダゾリウムヘキサフルオロホスファートとB80の相互作用を特性化する密度汎関数理論計算を報告した。イミダゾリウムカチオンはB80にかなり低い親和性を示したが,無機アニオンはB6六角形内の中心位置を占拠するホウ素原子と極性共有結合を形成した。RTILイオン対の付着は電子スペクトル,電荷密度分布,価電子帯と伝導分子軌道の有意な変化をもたらした。RTIL@B_80錯体を維持し,全結合エネルギーは範囲,200 250kcalmol~ 1化学における多くの相互作用のエネルギーよりも高かった。観察された現象を考慮RTIL中B80の優れた溶解性を予測するが,極性媒体中でのB80の不安定性を明らかにするかもしれない。著者らの結果は,極性環境における全ホウ素フラーレンの挙動の研究に更なる努力の動機づけを行った。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 密度汎関数法 ,  結合エネルギー ,  共有結合 ,  価電子バンド ,  *親和性 ,  可溶性 ,  イオン対 ,  硝酸塩 ,  イオン液体 ,  *ホウ素 ,  電子スペクトル ,  極性 ,  キャラクタリゼーション ,  溶解性
準シソーラス用語： フラーレンB80 ,  *無機陰イオン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ホウ素フラーレン ,  イオン液体 ,  結合エネルギー ,  偏光 ,  密度汎関数理論

分類 (2件)： 原子・分子のクラスタ  (BH09030O) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： ほう素 ,  フラーレン ,  無機アニオン ,  親和性