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J-GLOBAL ID:201702240422634269   整理番号:17A0909347

薄膜複合ポリアミド膜の透過性に及ぼす化学添加剤の相乗的影響に関するパラメトリック研究【Powered by NICT】

A parametric study on the synergistic impacts of chemical additives on permeation properties of thin film composite polyamide membrane
著者 (4件):
資料名:
巻: 535  ページ: 248-257  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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薄膜複合(TFC)ポリアミド(PA)膜は多孔質支持体の表面に,水溶液と有機溶液で別々に溶解し,多官能性アミンとポリアシルクロリド単量体間の界面重合(IP)反応により調製した。TFC膜の発明以来,様々なタイプの化学添加物を,IP反応を制御し,これにより合成した膜の透過特性を改善するためのモノマ-含有溶液に利用した。しかし,制御不可能な要因(ノイズ)の影響への最小感度を有する高性能膜を合成するための異なる添加物とそれらの濃度レベルの最適化を利用することの相乗効果はこれまで調べられていない。本研究では,pH調節剤として界面活性剤としてドデシル硫酸ナトリウム(SDS),酸スカベンジャーとしてのトリエチルアミン(TEA),共溶媒としてジメチルスルホキシド(DMSO),及びカンファースルホン酸(CSA)の異なる濃度はアミン溶液に添加した。Taguchi法のL9直交配列を三レベルでこれらの添加剤の同時効果を調べるために用いた。結果はCSA,DMSOとTEAの濃度の増加は,膜の水透過を改善した高い濃度のSDSは,より高い塩排除率とより透過性の低い膜が形成されたことを示した。添加剤の同じレベル設定も作製プロセスノイズ因子に非感受性を作ることが分った。さらに,分散の分析に基づいて,水フラックスの変化への添加物の寄与はSDS(40.8%)>DMSO(37%)>CSA(17.78%)>TEA(4.1%)の順であった。本研究の結果は,アミン水溶液中の添加剤濃度を調整することにより,ロバストなTFC膜の開発のための有用なガイドラインを提供することが期待される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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膜分離 

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