文献
J-GLOBAL ID:201702240440766155   整理番号:17A0953671

トマトの近縁の同質遺伝子系統における遺伝子発現解析は,樹枝状菌根発生過程でのエチレンとアブシジン酸生合成の微調整の証拠を提供する

Gene expression analyses in tomato near isogenic lines provide evidence for ethylene and abscisic acid biosynthesis fine-tuning during arbuscular mycorrhiza development
著者 (4件):
資料名:
巻: 199  号:ページ: 787-798  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: A0450A  ISSN: 0302-8933  CODEN: AMICCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
トマトのエチレンを過剰産生するepinastic(epi)変異株並びにアブシジン酸(ABA)欠失notabilis(not)とsitiens(sit)変異株にRhizophagus clarusを接種して,菌根形成に対するABA欠失変異株の低い感受性が,高レベルなエチレンによるものかを調べた。さらに,樹枝状菌根(AM)発生がエチレンとABAの生合成に関与する定常状態の転写レベルと関連するかについて調べた。アミノエトキシビニルグリシン(AVG)処理したepi,notとsit変異株におけるR.clarusの根内コロニー形成は,栽培種Micro-Tom(TM)に比べて顕著に低下していた。定常状態での1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸(ACC)シンターゼの転写レベルはMTの菌根において著しく上昇していた。また,AVGの処理にかかわらず,MT菌根におけるACCオキシダーゼの定常状態のレベルは,MTの非菌根よりも低かった。以上の結果は,エチレンの過剰産生とABAの欠失がトマトの根の菌根の発生に寄与することを示唆した。また,エチレンとABAの生合成に関与する遺伝子転写物の蓄積が,AMFの存在下でアップレギュレートすることを示唆した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  土壌生物  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る