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J-GLOBAL ID:201702240460430354   整理番号:17A0496848

競合タンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)阻害剤,Garcinia hanburyi由来のプレニル化ケージドキサントンおよびその阻害メカニズム

Competitive protein tyrosine phosphatase 1B (PTP1B) inhibitors, prenylated caged xanthones from Garcinia hanburyi and their inhibitory mechanism
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 2498-2506  発行年: 2017年04月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タンパク質チロシンホスファターゼ1B(PTP1B)は,糖尿病,肥満および癌において重要な役割を果たす。Garcinia hanburyi(G. hanburyi)のガム樹脂のメタノール抽出物は,10μg/mlで強力なPTP1B阻害を示した。活性化合物は,PTP1Bを用量依存的に阻害するプレニル化ケージドキサンチン(1-9)として同定した。ケージドモチーフ(Aリング)内のカルボキシブテニル基は,1-6(IC50=0.47-4.69μM)などの酵素阻害において重要な役割を果たす一方で,ヒドロキシメチルブテニル7(IC50=70.25μM)およびメチルブテニル8(IC50>200μM)はより低い活性を示した。最も強力な阻害剤であるガンボギン酸1(IC50=0.47μM)は,ポジティブコントロールであるウルソル酸(IC50=15.5μM)よりも30倍高い効力を示した。速度論的解析において,全ての単離キサントンは競合阻害剤として挙動し,Km,Vmax,Kik/Kiv比を完全に実証した。また,阻害剤1はk5=0.0751μM-1S-1,k6=0.0249μM-1S-1およびKiapp=0.499μMである酵素異性化モデルで操作されることが証明された。ファルマコフォアモデルを開発するために,PTP1B中の化合物1および7の結合部位を解析した。これらモデリング結果は阻害活性がA環のケージドモチーフおよびプレニル基と密接に関連していることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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酸素複素環化合物一般  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  動植物,微生物のその他の産生物質 
物質索引 (9件):
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