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J-GLOBAL ID：201702240460609091   整理番号：17A1606582

閉鎖性海域赤潮被害防止対策事業 III(八代海中央ライン水質調査)赤潮対策事業 I(赤潮定期調査)

資料名： 熊本県水産研究センター事業報告書
巻： 2015  ページ： 145-155  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： S0057C  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,八代海における有害赤潮の発生機構解明や予察技術の確立を目的として,漁場環境モニタリングを行った。平成27年4月~平成28年3月の期間内の八代海16定点において,水質と植物プランクトンの調査を実施した。その結果,夏期における八代海は,低塩分水塊の移動・拡散の繰り返しによる高栄養塩状態の早期形成と長期間の継続,25°C程度の水温帯の継続・低日照といった,Karenia mikimotoiの増殖に有利な環境が形成された。このことが長期間の赤潮発生の要因となったものと考えられた。

シソーラス用語： *赤潮 ,  *漁場環境 ,  *環境モニタリング ,  渦鞭毛虫類 ,  水塊 ,  海洋汚濁 ,  植物プランクトン ,  水質
準シソーラス用語： 八代海 ,  Karenia mikimotoi ,  貧酸素水塊

分類 (3件)： プランクトン  (FH02050R) ,  漁場・漁況  (FH03020R) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (8件)： 閉鎖性海域 ,  赤潮 ,  被害防止 ,  対策 ,  事業 ,  八代海 ,  水質調査 ,  調査