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J-GLOBAL ID:201702240463647259   整理番号:17A1714454

BRAFV600E変異は脳幹神経節膠腫における腫瘍再成長速度の重要な予後因子である【Powered by NICT】

BRAF V600E mutation is a significant prognosticator of the tumour regrowth rate in brainstem gangliogliomas
著者 (24件):
資料名:
巻: 46  ページ: 50-57  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3362A  ISSN: 0967-5868  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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BRAFV600E変異は小児低悪性度神経膠腫の進行因子である。小児脳幹神経節膠腫の高い割合がBRAFV600E変異を持っていた。しかし,特に脳幹対応物,その臨床的意義,バイオマーカー間の可能な接続と神経節膠腫の臨床的特徴は不明である。脳幹神経節膠腫の臨床転帰の予測可能性分子的特徴を同定するために,28年の世界保健機関(WHO)グレードI脳幹神経節膠腫の後向きコホートはBRAFV600E,IDH1R132HおよびID H2R172K変異,TERT C228T/C250Tプロモーター変異,H3F3AK27M突然変異とMGMTメチル化を分析した。腫瘍の容積は3D Slicerソフトウェアを用いて正確に計算した。これらの患者の臨床データを遡及的に解析した。BRAFV600E変異を有する腫瘍では,腫瘍再成長速度は野生型群(p=0.001)のそれより有意に速かった。さらに,BRAFV600E変異体群は野生型(p=0.012)と比較してより短い無増悪生存期間(PFS)を有していた。多変量解析では,因子が独立した予後因子ではないことがわかったが,より速い再成長速度を有する腫瘍は短いPFS(HR=1.027, p=0.056)の増加リスクに対する強い傾向を有していた。統計解析は,全生存率に影響する因子を評価するために実施することが出来なかった(OS)。これらのデータは,BRAFV600Eは顕微手術後の脳幹神経節膠腫の再成長速度を予測することができる,BRAFV600E標的治療は顕微手術後のBRAFV600E変異を有する患者のための有望な早期介入手段であるかもしれないことを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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遺伝的変異  ,  発癌機序・因子 

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