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J-GLOBAL ID：201702240479241461   整理番号：17A0153624

平成28年の気候の推移と浮皮軽減剤の効果

著者 (1件)： 牧田好高
資料名： 柑橘
巻： 69  号： 2  ページ： 12-17,3  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L7961A  ISSN： 1344-5065  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 平成28年の気候の推移と浮皮軽減剤の試験結果を紹介する。平成28年の柑橘の生育期間(5月~12月末まで)の旬平均気温はほぼ全期間を通じて平年より高く推移した。降水量は5月上中旬,6月下旬,9月中下旬,11月中旬,12月中下旬に多かった。日照時間は9月上旬までは平年より多,9月中旬~10月上旬が少で,累積では平年並みであった。この結果,早生温州の着色が遅れたり,浮皮の発生が多くなった。このような条件下で,浮皮軽減剤としてGP剤(ジベレリン2.5ppm+ジャスモメート液剤2000倍)と新規剤クレントの効果を検討した。無散布区の浮皮発生率90%,浮皮指数58.7と高かった。これに対し,GP剤散布区とクレント散布区の浮皮発生率と浮皮指数は13.5%,33%と4.7,13.0であり高い効果が見られた。両剤とも着色や果実品質への影響は見られなかった。

シソーラス用語： *ミカン科 ,  気候 ,  *植物生理病 ,  農薬 ,  平均気温 ,  降水量 ,  日照時間 ,  植物生理 ,  品質 ,  果樹 ,  ジベレリン ,  *植物成長調整剤 ,  炭酸カルシウム
準シソーラス用語： クレント ,  ジャスモメート ,  果実品質 ,  柑きつ ,  着色【植物生理】 ,  浮皮 ,  *浮皮軽減剤

分類 (2件)： 植物成長調整剤  (FB06060M) ,  果樹  (FC03042G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 気候 ,  推移 ,  浮皮