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J-GLOBAL ID:201702240524049324   整理番号:17A0436423

コーティング界面の強度評価技術の検討

著者 (1件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 295-302  発行年: 2017年04月01日 
JST資料番号: F0147A  ISSN: 0368-5713  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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自動車などの輸送機器や産業機械から電子部品至るまで,接合,接着およびコーティングの各技術が多用されている。本文では,コーティングの界面破壊靭性値を評価する試験法として,改良4点曲げ試験法と圧子押込み試験法を紹介する。前者は残留応力の影響を考慮した混合モード負荷に対する真の界面破壊靱性値を評価できる方法で,予き裂からのき裂の進展抵抗が評価可能な試験法である。後者は,圧子押込みにより発生した界面き裂が停留する条件として界面強度を評価する方法で,局所的な界面強度が評価可能なうえ,必要となる試験片サイズも小さいことから実機部材の界面強度評価に適用可能である。改良4点曲げ試験法をガスタービン用遮熱コーティング(TBC)の界面強度評価に適用した事例を示した。供試材は,厚さ4mmのNi基超合金MarM247基材にボンドコートとしてCoNiCrAlY合金粉末を溶射し,トップコートとして8wt.%Y2O3-ZrO2を大気プラズマ溶射したTBC試験片である。ボンドコートおよびトップコートの膜厚は,それぞれ約100μm,約500μmであった。圧子圧入による界面強度評価法は,セラミックスなどの均質脆性材料を対象とした押込み破壊靭性評価法を基礎としている。圧子圧入試験をMo系金属コーティング,CrC系サーメットコーティング,A12O3コーティングおよびYSZコーティング(TBC)に実施した。本文で紹介した試験方法は,異材接合体の界面強度評価にも応用が可能であり,優れた特徴を有しているものの,残念ながら適用できる条件に制限が存在する。
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分類 (3件):
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その他の材料の試験  ,  溶射  ,  接合部 
タイトルに関連する用語 (3件):
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