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J-GLOBAL ID:201702240540920440   整理番号:17A1097550

フランスにおけるインフルエンザ様疾患で入院した成人における呼吸器合胞体ウイルス感染の臨床的特徴と転帰【Powered by NICT】

Clinical characteristics and outcome of respiratory syncytial virus infection among adults hospitalized with influenza-like illness in France
著者 (26件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 253-259  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3155A  ISSN: 1198-743X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,インフルエンザ様疾患(ILI)で入院した成人における呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染の特徴と転帰を分析した。ILIで入院した患者は三の連続するインフルエンザのシーズン(2012 2015)六フランスの病院で実施したこの前向き,多施設研究に含めた。RSVと他の呼吸器ウイルスは鼻咽頭スワブにおける多重PCRによって検出した。RSV感染の危険因子は,逆向きの段階的ロジスティック回帰分析により同定した。ILIで入院した総計1452名の患者を対象とした,そのうちの59%(861/1452)は>65歳であり,83%(1211/1452)は慢性疾患を持っていた。RSVは39%(566/1452)で4%(59/1452),およびインフルエンザウイルスで検出された。RSV感染の危険因子は癌(調整オッズ比2.1;95%CI1.1 4.1,0.04),および免疫抑制療法(調整OR=2.0,95%CI1.1 3.8,p0.03)であった。RSV患者は中央値9日(6 25)の入院期間を有し,それらの(30/53)57%は合併症,肺炎(23/53, 44%)と呼吸不全(15/53, 28%)を含んでいた。十五%(8/53)は集中治療室に入院した,院内死亡率は8%であった(4/53)。肺炎たRSV負ILI(44%(23/53)対26%(362/1393),0.006)またはインフルエンザウイルス感染(44%対28%(157/560),0.02)患者に比べてRSVの患者で発生する可能性が高い。RSVはインフルエンザウイルス循環期間中のILIのまれな原因であるが成人入院患者における重篤な合併症を引き起こす可能性がある。ILIで入院した成人におけるRSV検出の危険因子は癌や免疫抑制療法を含んでいる。特異的免疫と抗ウイルス療法は,リスクのある患者に利益をもたらす可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の臨床への応用  ,  感染症・寄生虫症一般 

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