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J-GLOBAL ID：201702240569041140   整理番号：17A1720652

イオン交換とストルーバイト沈殿を介した栄養回復中のトリクロサン,スルファメトキサゾール,および17β-エストラジオールの運命と影響【Powered by NICT】

Fate and impacts of triclosan, sulfamethoxazole, and 17β-estradiol during nutrient recovery via ion exchange and struvite precipitation

著者 (3件)： Tong Yiran (Department of Civil, Construction and Environmental Engineering, Marquette University, 1637 W. Wisconsin Ave, Milwaukee, WI 53233, USA. [e-mail]) ,  McNamara Patrick J. ,  Mayer Brooke K.
資料名： Environmental Science: Water Research & Technology  (Environmental Science: Water Research & Technology)
巻： 3  号： 6  ページ： 1109-1119  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2464A  ISSN： 2053-1419  CODEN： ESWRAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 廃水からの資源回収に重点を増加させると,例えば,窒素およびリンのような栄養素,汚染物質,例えば,有機微量汚染物質を除去しながら価値のある製品を捕捉の重要性を強調した。本研究の目的は,イオン交換沈殿を用いた栄養回復中の微量汚染物質トリクロサン(中性pHでの中性およびアニオン種の混合物として存在),17β-エストラジオール(中性pHで),及びスルファメトキサゾール(中性pHでアニオン性)の運命を評価することであった。りん酸塩選択イオン交換樹脂LayneRTとDOW HFO Cuへの三種の微量汚染物質の吸着は54%の範囲であったMilli-Q水試験で88%及び50%~71%に嫌気性流出液を用いた廃水試験。微量汚染物質はアンモニウム選択交換器,斜プチロル沸石に吸着しなかった。微量汚染物質の存在は,イオン交換体への栄養交換の反応速度を低下させた。しかし,微量汚染物質がイオン交換体に及ぼす栄養能力を妨害しなかった,微量汚染物質の低濃度と標的イオンと比較して吸着(すなわち,微量汚染物質のCoulombおよび非Coulomb引力)の潜在的に異なる機構によると考えられた。りん酸塩交換体に吸着した微量汚染物質は再生中のリン酸イオンを放出した。再生溶液中のNaOHとNaClの濃度は微量汚染物質脱離と相関しなかった。研究した微量汚染物質の中で,より疎水性のトリクロサン及び17β-エストラジオールはより大きな程度に樹脂に吸着した。これらの化合物はまたMilli-Q水試験における再生中のスルファメトキサゾールよりも低い脱着速度を示した。バッチストルーバイト沈殿試験から,微量汚染物質は沈降したストルーバイト結晶にも結晶化中に収着され,ストルーバイト生成物であったトリクロサン,17β-エストラジオール,及びスルファメトキサゾールがないことが示されたことを明らかにした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *イオン交換 ,  吸着 ,  廃水 ,  脱着 ,  反応速度 ,  アニオン ,  窒素 ,  リン ,  リン酸塩 ,  *沈殿 ,  収着 ,  汚染物質 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族アミン ,  スルホンアミド ,  酸素複素環化合物 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 微量汚染物質 ,  *ストルーバイト , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： スルファメトキサゾール

タイトルに関連する用語 (7件)： イオン交換 ,  ストルーバイト ,  沈殿 ,  栄養回復 ,  トリクロサン ,  スルファメトキサゾール ,  17β-エストラジオール