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J-GLOBAL ID:201702240623762428   整理番号:17A1952101

一般的な主要基の熱化学,速度論および非共有結合相互作用のための進歩したGMTKN55データベースを用いた密度汎関数理論動物園の展望【Powered by NICT】

A look at the density functional theory zoo with the advanced GMTKN55 database for general main group thermochemistry, kinetics and noncovalent interactions
著者 (6件):
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巻: 19  号: 48  ページ: 32184-32215  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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一般的な典型元素の熱化学,速度論及び非共有結合相互作用のためのGMTKN55ベンチマークデータベースを提示した。そのよく知られた先行GMTKN30[著者ら,J.Chem.Theory Comput.,7巻291(2011)]と比べ,これは最初に提示した13群の新しいベンチマーク集合のより多種の化学的課題にわたる評価を可能にし,大抵の集合の有意に高い品質の基準値を提供する。GMTKN55は2462個の単一点計算に基づく相対エネルギー1505値を含み,これに専用のウェブサイトを介して利用者の皆さんがアクセスできる。ここでは,より良い参照値の重要性を実証し,Minnesota法を含め熱化学問題の密度汎関数理論(DFT)処理にLondon分散補正の必要性を再強調した。分散補正済みと未補正の密度汎関数近似の217種類を評価し,ロバストで信頼性が高い方法を決めるためにその内83の詳細な解析を行った。熱化学と非共有結合相互作用には二重励起ハイブリッド汎関数が最も信頼できる方法であり,それらは技術的に可能であればいつでも使用すべきである。特にDSD-BLYP-D3(BJ),DSD-PBEP86D3(BJ),B2GPPLYP-D3(BJ)が該当する。最良のハイブリッドはωB97X-V,M052X-D3(0),とωB97X-D3であるが,また最良の汎用大域的ハイブリッドにPW6B95D3(BJ)も推奨する。メタ一般化勾配(GGA)レベルでは,SCAN-D3(BJ)法を推奨する。他のメタ-GGAはrevPBE-D3(BJ),B97D3(BJ)とOLYP-D3(BJ)等のGGA汎関数より性能が劣る。B3LYPのような人気がある汎用法は,著者らの勧告に属さないことを注意されたい。実際に著者らの結果から,利用者の皆さんの一般的なDFT法に対する認識に変化が起きることを期待している。手法の開発をされる方は新しい方法論の交差検証研究にGMTKN55を使用することを奨励する。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
数値解析,近似法  ,  波動方程式の解法,散乱理論 

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