文献

J-GLOBAL ID：201702240679753253   整理番号：17A1005412

海原を駆けた旧石器人 縄紋時代の丸木舟

著者 (1件)： 辻尾榮市 (地域歴史民俗考古研)
資料名： 科学  (Science Journal Kagaku)
巻： 87  号： 9  ページ： 0855-0858  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： F0094A  ISSN： 0022-7625  CODEN： KAGTA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・古代の舟に関し,遺跡から実際の遺物が出土している縄紋時代の丸木舟に焦点を当てて,古代の舟の研究の現状を整理。
・2016年までの発掘報告を集計したところ,日本の縄紋丸木舟の出土例は,断片的なものも含めて約161艘あるが,日本海側と太平洋側の出土数については地域差は認められず,日本列島全域での使用が判明。
・使われた樹種,丸木舟の形態,時期別出現数の変化,外洋での利用の可能性などについて概説すると共に,日本列島最古の丸木舟や,アジア大陸における丸木舟の発見について概説。

シソーラス用語： 遺跡 ,  外洋 ,  アジア ,  *船舶 ,  地域差 ,  日本海 ,  太平洋
準シソーラス用語： *丸太 ,  旧石器時代 ,  *樹種 ,  出土品 ,  *縄文時代 ,  日本列島 ,  発掘調査 ,  *丸木舟

分類 (1件)： 船舶・造船業一般  (QJ01000Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： 石器 ,  縄