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J-GLOBAL ID：201702240693762305   整理番号：17A1181541

慢性温暖化に対する基質アベイラビリティ駆動炭素循環の変化【Powered by NICT】

Changes in substrate availability drive carbon cycle response to chronic warming

著者 (4件)： Pold Grace (Graduate Program in Organismic and Evolutionary Biology, 204C French Hall, University of Massachusetts Amherst, 230 Stockbridge Road, Amherst, MA 01003, United States) ,  Grandy A. Stuart (Department of Natural Resources and the Environment, University of New Hampshire, Durham, NH 03824, United States) ,  Melillo Jerry M. (The Ecosystems Center, 7 MBL Street, Woods Hole, MA 02543, United States) ,  DeAngelis Kristen M. (Department of Microbiology, 418 Morrill Science Center IVN, University of Massachusetts Amherst, 639 North Pleasant Street, Amherst, MA 01003, United States)
資料名： Soil Biology & Biochemistry  (Soil Biology & Biochemistry)
巻： 110  ページ： 68-78  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0628A  ISSN： 0038-0717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球の気候は温暖し続けているので,炭素(C)を保持するために陸上生態系の容量は影響されるかを理解することが重要である。土壌炭素の濃度,品質,物理的アクセシビリティと微生物活性の測定を組み合わせた微生物に二年以上実験的温暖化はアメリカ北東部の温帯落葉樹林における炭素循環を変化させた機構を評価した。は土壌有機物の濃度は有機および無機土壌層位の両方で低下することを見出した。炭素の分子組成は多糖類とリグニンの相対的豊度の顕著な低下,および脂質の増加と共に鉱物土壌で変化した。鉱物を伴う有機物質は鉱質土の上部3cmにおける温暖化により選択的に欠乏した。共通温度で土壌1g当たり潜在的な細胞外酵素活性は一般的に温暖化処理により影響されなかったことを見出した。しかし,4と30°Cの間の潜在的な細胞外酵素活性を測定することにより,その場温度で単位微生物バイオマス当りの活性は温暖化により増加することを見出した。これは温暖化と共に減少する微生物バイオマスの傾向と関連していた。これらの結果は,慢性温暖化は,土壌有機物濃度,鉱物結合有機物に益々依存する小さいがより活性な微生物群集の選択を減少させたことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *アベイラビリティ ,  リグニン ,  温帯 ,  *温暖化 ,  *炭素循環 ,  落葉樹林 ,  土壌炭素 ,  *炭素 ,  微生物 ,  酵素活性度 ,  土壌有機物 ,  気候 ,  鉱物 ,  無機質土
準シソーラス用語： 微生物バイオマス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 土壌炭素 ,  気候フィードバック ,  酵素活性 ,  微生物の適応

分類 (1件)： 土壌生物  (FB04050N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 慢性 ,  温暖化 ,  基質 ,  アベイラビリティ ,  炭素循環