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J-GLOBAL ID:201702240708611135   整理番号:17A1505426

ATP/IP_3経路により媒介されたシスプラチンに対するI10精巣癌細胞の抵抗性におけるパネキシン1チャンネルの役割【Powered by NICT】

Role of Pannexin1 channels in the resistance of I-10 testicular cancer cells to cisplatin mediated by ATP/IP3 pathway
著者 (7件):
資料名:
巻: 94  ページ: 514-522  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シスプラチン(DDP)は,精巣癌において最も一般的に使用される薬剤である。しかし,薬物耐性は,臨床利用を厳しく制限する,基本的な機構をさらに明らかにする必要がある。本研究の目的は,DDP誘導アポトーシスに対するパネキシン1(としPanx-1)チャンネルにより仲介されるATP/IP_3経路の役割を調べ,精巣癌におけるDDP耐性の潜在的機構を明らかにした。I10/DDP細胞(DDP抵抗)としPanx-1の発現は,ウエスタンブロットおよび免疫蛍光アッセイにより測定した親I10細胞と比較して減少したことを見出した。DDP抵抗としPanx-1の役割を更に明らかにするため,としPanx-1機能はとしPanx-1発現の過剰発現とノックダウンにより調節された。としPanx-1過剰発現は,DDP誘導アポトーシス,ATP放出とIP_3レベルを増加させた。一方,としPanx-1サイレンシングは,DDP誘導アポトーシス,ATP放出とIP_3レベルを低下させた。アピラーゼ(細胞外ATPを加水分解する)またはキセストスポンギンC(拮抗IP_3受容体)もDDP誘導アポトーシスを減少させた。著者らの知見は,としPanx-1)は,精巣癌におけるDDP誘導アポトーシスに関与するとしPanx-1チャンネルにより仲介されるDDP抵抗とATP/IP_3経路に関与していることを示した。としPanx-1調節はDDPの臨床効果を増幅し,DDPに精巣癌細胞の抵抗性を逆転させるにとって興味深いことである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 

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