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J-GLOBAL ID：201702240787960002   整理番号：17A1217587

メチシリン耐性黄色ブドウ球菌とAcinetobacter baumanniiバイオフィルム感染症の予防のためのチタンの陰極電圧制御電気刺激【Powered by NICT】

Cathodic voltage-controlled electrical stimulation of titanium for prevention of methicillin-resistant Staphylococcus aureus and Acinetobacter baumannii biofilm infections

著者 (5件)： Canty Mary (Department of Biomedical Engineering, University at Buffalo, 445 Biomedical Research Building, 3435 Main Street, Buffalo, NY 14214, USA) ,  Luke-Marshall Nicole (Department of Microbiology and Immunology, University at Buffalo, 140 Biomedical Research Building, 3435 Main Street, Buffalo, NY 14214, USA) ,  Campagnari Anthony (Department of Microbiology and Immunology, University at Buffalo, 140 Biomedical Research Building, 3435 Main Street, Buffalo, NY 14214, USA) ,  Ehrensberger Mark (Department of Biomedical Engineering, University at Buffalo, 445 Biomedical Research Building, 3435 Main Street, Buffalo, NY 14214, USA) ,  Ehrensberger Mark (Department of Orthopaedics, University at Buffalo, 445 Biomedical Research Building, 3435 Main Street, Buffalo, NY 14214, USA)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 48  ページ： 451-460  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細菌性バイオフィルムの抗生物質耐性はインプラント関連整形外科感染症に有用な治療法を制限している。本研究は細菌付着を防ぐ方法としてのメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)およびAcinetobacter baumannii(A.baumannii)の培養液でインキュベートした市販純チタン(cpTi)の試験片に1.5Vおよび 1.8V(vs. Ag/AgCl)の陰極電圧制御電気刺激(CVCES)を適用することの効果を評価した。刺激は2 4,及び8時間に適用し,試験片関連および浮遊性コロニー形成単位(CFU)は刺激後に計測した。開回路電位(OCP)対照と比較して, 1.8Vで4時間CVCESは有意に99.9%(1.30× 10~4 vs. 4.45× 10~7, p=0.047)とA.baumanniiクーポン関連CFUにより試料関連MRSA CFUを99.9%減少させ(1.64× 10~4 vs. 5.93× 10~7, p=0.001)と両株で検出可能なレベル以下の浮遊性CFUを減少させた。 1.8Vで8h CVCESも各菌株の検出可能レベル以下クーポン関連および浮遊性CFUを減少させた。4時間および8時間の1.5V,及び 1.8Vで2h CVCESは臨床的に関連する減少をもたらさなかった。4及び8時間の刺激では,電流密度は1.5V,cpTi表面上の水と酸素還元の速度に直接関連する効果よりも 1.8Vで有意に高かった。これは有意にpHを増加させ,減少したCFU生存性が疑われた影響。cpTiの電位依存性電気化学的性質はCVCESの観察された抗微生物作用に寄与する可能性がある。本研究では,チタンのCVCESはグラム陽性MRSAとグラム陰性A.baumanniiのクーポン関連および浮遊性CFUを防ぐ振幅依存性と時間に依存して検出可能なレベルに到達することを明らかにした。人工関節周囲関節感染症は関節全置換術の破壊的な転帰であると増加した患者の罹患率と上昇する医療費をもたらした。現在の治療は抗細菌薬耐性バイオフィルムの増大する有病率によって制限される。はインプラントの細菌コロニー形成の予防における関心が高まっている。以前の研究では,確立されたインプラント関連バイオフィルム感染症を根絶するために抗微生物戦略としてのチタンの陰極電圧制御電気刺激(CVCES)は,in vitroとin vivoの両方で有効であることを示した。本研究では,チタンクーポンのCVCESもグラム陽性メチシリン耐性黄色ぶどう球菌およびグラム陰性Acinetobacter baumanniiのクーポン関連および浮遊性コロニー形成単位を防止する振幅依存性と時間に依存して検出可能なレベルに到達するのに有用であることを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： in vitro実験 ,  *チタン ,  人工関節 ,  *Acinetobacter ,  患者 ,  *MRSA ,  *電圧制御 ,  整形外科 ,  抗微生物作用 ,  *電気刺激 ,  生物膜 ,  浮遊
準シソーラス用語： コロニー形成 ,  *メチシリン耐性 ,  *Acinetobacter baumannii , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： チタン ,  感染予防 ,  バイオフィルム ,  電気刺激 ,  抗菌

分類 (1件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S)

タイトルに関連する用語 (8件)： メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 ,  Acinetobacter ,  バイオフィルム感染症 ,  予防 ,  チタン ,  陰極 ,  電圧制御 ,  電気刺激