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J-GLOBAL ID:201702240821877699   整理番号:17A0568226

背内側前頭前皮質は非社会的刺激の高度construalにより動員される

The Dorsal Medial Prefrontal Cortex Is Recruited by High Construal of Non-social Stimuli
著者 (3件):
資料名:
巻: 2017  号: Mar  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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背内側前頭前皮質(dmPFC)はメンタライジングネットワークの一部であり,心理状態の推定に常に関与する脳部位である。しかしこのネットワーク中でのその正確な役割は不明である。近年,dmPFCが高レベルの抽象的(すなわちカテゴリー的)同定,または社会的および”高度construal(high construal)”と呼ばれる非社会的刺激の構築に関わることが提案された。この提案の根拠は,高度construal社会条件(視覚的に提示された行動に基づく特徴推定)と高度construal非社会条件(視覚的に呈示された対象物のカエゴリー化)に対して,低いconstrual条件(同じ画像の視覚的記述)で共有化されるdmPFCにおける大きな活動であった。しかしdmPFCの活性化は自己ガイドされたメンタルな内容の生成や,実験コンテクスト(例えば自由対ルールによる選択)で決まる直接的な応答と比較した決定に関係付けられてきた。従って,以前に報告されたdmPFCの活動は,construal manipulationでは区別がつかない課題の拘束条件の差(すなわち課題のコンテクストによる処理の程度)を反映していた可能性がある。そこで本研究では,参加者が機能的磁気共鳴イメージング(fMRI)を受けている間,construalレベルと拘束条件を独立に操作した。これまでと同様に,被験者は対象画像を視覚的に述べたり(低いconstrual),カテゴライズ(高度construal)したりした。これとは別に,記述とカテゴリー化課題について,1対象物(低いconstraint),あるいは可能な応答数を制限して2対象物同時に行った(高度constraint)。統計的解析の結果,両方の高度constraint条件(高い拘束条件と低い拘束条件)では,対応する低いconstraint条件より共通の高い活動が明らかになり,dmPFC活性化に対するconstrualレベルの影響(高度constraintでのより大きい動員)が再現された。しかし拘束条件の影響はなかった。以前の提案と初期の研究同様,dmPFCが様々なドメインにおいて高度construal抽象化に関わっていることが示唆された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生体計測  ,  中枢神経系 
タイトルに関連する用語 (5件):
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