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J-GLOBAL ID:201702240835159975   整理番号:17A0108144

P物質が肥満細胞脱顆粒を制御する実験的研究【JST・京大機械翻訳】

Experimental study on substance P in the regulation of degranulation of cultured murine mast cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 675-680  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2310A  ISSN: 1673-0860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】IN VITROでマウス骨髄細胞によって誘発された高純度の肥満細胞(MC)をIN VITROで誘導する。インターロイキン(IL)4が誘導したMCにおける神経受容体1(NEUROKININ RECEPTOR 1, NK-1R)とFC受容体I A(FCΕR I Α)の発現状況を検討する。神経ペプチドP物質(SUBSTANCE P,SP)が仲介するMC脱顆粒モデルを確立し、SPがその特異的受容体NK-1Rを通じてMC脱顆粒を調節する以外、FCΕR IΑが仲介する経路が存在するかどうかを検討した。方法:BALB/Cマウスの大腿骨から骨髄細胞を抽出し、RPMI 1640の完全培地において培養した。異なる濃度のIL-4誘導群、即ち100ΜG/Lの幹細胞因子(STEM CELL FACTOR,SCF)、15ΜG/L IL-3及び0、10、15、20、25ΜG/L IL-4で体外培養を行った。毎週培養し,懸濁細胞を新しい培養系に移入した。細胞の成長を倒立顕微鏡で観察した。4週間後に各群の細胞及び上清を収集し、トルイジンブルー染色、フローサイトメトリーによりCD117の同定を行い、フローサイトメトリー及びウェスタンブロット法により、異なる群の骨髄MCにおけるFCΕR IΑとNK-1Rの発現状況を分析した。異なる濃度のSP(0,0.01,0.1,1.0,10.0MG/L)を0.5時間培養し,培養上清と細胞内ヒスタミン含有量を測定し,ヒスタミン放出率を計算した。【結果】異なる濃度のIL4(0,10,15,20,25ΜG/L)によって誘発されたCD117の陽性率は,それぞれ(94.8±1.3)%,(95.7±2.5)%,(94.1±1.3)%,(96.6±1.0)%,(96.6±1.1)%であった。3つの群の間に有意差はなかった(F=8.51,P>0.05)。FCΕRIΑの陽性率は,それぞれ(81.5±2.6)%,(84.2±1.8)%,(91.8±2.0)%,(91.6±1.6)%,(93.0±2.6)%であった。各群の間に有意差があった(F=15.76,P<0.05)。異なる濃度のSP(0,0.01,0.1,1.0,10MG/L)で刺激した。20ΜG/L IL-4によって誘発されたMCのヒスタミン放出は,それぞれ(20.08±1.50)%,(32.76±2.99)%,(42.90±3.36)%,(50.21±1.29)%,(56.10±3.60)%であった。対照群はそれぞれ(19.37±2.02)%、(19.50±1.50)%、(21.77±1.91)%、(32.00±2.50)%、(33.56±1.25)%であった。各群の間に有意差があった(P<0.05)。20ΜG/L IL-4誘導群のMC表面におけるFCΕR IΑとNK-1R発現は最適状態であった。この時、低濃度のSP(0.01 MG/L)が活性化され、さらに脱顆粒が発生し、そのヒスタミン放出率はSP濃度と正の相関がある。0ΜG/L IL4誘導群はFCER I Αを発現し,NK-1Rをほとんど発現しなかったが,このとき高濃度のSP(1.0 MG/L)ではMCが応答した。【結論】骨髄細胞は,SCF,IL-3またはSCF,IL-3およびIL4の誘導下でMCに分化することができる。IL-4によって誘導される時,骨髄のMC発現はFCΕR IΑとNK-1Rの高発現を促進することができ,SPによって仲介されるMC脱顆粒モデルを首尾よく確立することができた。SPはMC脱顆粒に特異的受容体NK-1Rが仲介する非免疫性及びFCΕR I Αによって仲介される免疫性二重経路を制御する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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免疫反応一般  ,  細胞生理一般  ,  骨格系 
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