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J-GLOBAL ID：201702240864615275   整理番号：17A1105332

2種類の異なった炭素ナノチューブハイブリッドマルチスケールコンポジットの機械的,電気特性に関する比較

Comparison of two different carbon nanotubes-based hybrid multiscale composites with respect to mechanical and electrical properties

著者 (3件)： WANG Baichen (Shenyang Aerospace Univ., Shenyang, CHN) ,  LIU Yongna (Shenyang Aerospace Univ., Shenyang, CHN) ,  GAO Yu (Shenyang Aerospace Univ., Shenyang, CHN)
資料名： Plastics, Rubber and Composites  (Plastics, Rubber and Composites)
巻： 46  号： 5/6  ページ： 231-237  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0988B  ISSN： 1465-8011  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素ナノチューブを用いた繊維強化コンポジットのハイブリッド化による強化繊維の耐剥離性の改質が期待される。本稿ではエポキシマトリクスに炭素ナノチューブ炭素ナノチューブ(CNT)および官能基化(CNT-COOH)を超音波処理により配合した。これらを用いて,加圧成形により炭素繊維/エポキシコンポジット積層板を調製した。アセトン溶液を用いてのCNTのエポキシ中の分散状態の観察,ハイブリッド・コンポジット層間剪断強さ(ILSS)の測定,と体積抵抗率の測定結果を示した。超音波処理によるCNTの分散の均質化が確認された。ILSSはCNTコンポジット0.075wt%で,CNT-COOHコンポジ0.3wt%でピーク値が得られた。CNTネットワークの形成によりコンポジット内に電気伝導パスが形成された。

シソーラス用語： *ハイブリッド複合材料 ,  積層構造 ,  層間剥離 ,  *カーボンナノチューブ ,  処理 ,  剪断強さ ,  加圧成形 ,  複合材料 ,  官能化 ,  積層板 ,  電気特性 ,  機械的性質 ,  *エポキシ樹脂 ,  *繊維強化プラスチック ,  導体材料
準シソーラス用語： コンポジット ,  官能基化 ,  機械的特性 ,  層間剪断強度 ,  *炭素ナノチューブ ,  超音波処理 ,  電気伝導性材料

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 炭素 ,  電気特性