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J-GLOBAL ID：201702240974283649   整理番号：17A1052185

水道事業経営の財政課題 6~実務経験者の目から見た料金改定~

著者 (2件)： 一柳善郎 (名古屋環未来研) ,  一柳善郎 (名古屋市 水道局)
資料名： 水道公論
巻： 53  号： 9  ページ： 74-81  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： Z0945A  ISSN： 1343-6007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水道事業経営者の財政課題として,実務経験者から見た料金改定について述べる。水道事業の特質として,水道事業は一般の製造業や販売業と異なり総資本回転率が著しく低いため,投下資本の流動化には長期間を要する。加えて運転資金等の保有資金量が少なくその回転率も悪いため,借入金返済資金を確保するのが難しい。そのため借入金返済に係る資金不足は,減価償却費と事業報酬を費用化して確保される内部留保資金で賄われるが,その原資は最終的に水道料金である。2009年度末の総資産は32兆円で,うち固定資産が29兆円である。有形固定資産総額は26兆円で,その内容は水道施設の根幹をなす取水・導水・浄水・配水設備と,配水管や高架水槽等の諸設備である。そのほか,水道事業の給水義務と施設稼働率や,水道事業における総括原価・健全な運営を永続的に確保するための原価主義について説明した。

シソーラス用語： 事業 ,  上水道 ,  経営管理 ,  *財政 ,  *水道料金 ,  改変 ,  減価償却 ,  固定資産 ,  *原価 ,  ライフライン
準シソーラス用語： *水道事業 ,  経営 ,  財政管理 ,  *改定

分類 (3件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  水源,取水,送水,配水,給水  (SC02020I) ,  経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (7件)： 水道 ,  事業 ,  経営 ,  財政 ,  経験 ,  料金 ,  改定