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J-GLOBAL ID：201702240974824528   整理番号：17A0330373

リチウムイオン電池性能向上のための室温硬化可能な有機ポリシラザンを介した重合体/セラミック共連続ナノファイバ膜

Polymer/ceramic co-continuous nanofiber membranes via room-curable organopolysilazane for improved lithium-ion battery performance

著者 (4件)： SMITH Soshana A. (Cornell Univ., NY, USA) ,  PARK Jay Hoon (Cornell Univ., NY, USA) ,  WILLIAMS Brian P. (Cornell Univ., NY, USA) ,  JOO Yong Lak (Cornell Univ., NY, USA)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 52  号： 7  ページ： 3657-3669  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリアクリロニトリル(PAN)と室温硬化性有機ポリシラザン(OPSZ)を組み合わせPAN/高分子由来セラミック(PDC)ハイブリッドナノ繊維を作った。作製には電気紡糸を用いOPSZ量を変えた。この膜をリチウムイオン電池用セパレータとし評価した。PDCは繊維中で網目構造を作り均一分布し熱的,機械的安定性を向上させ,繊維表面を被覆してその結晶化を抑制し非晶質領域を増やした。その結果,ハイブリッド膜と電解質の接触角が低下し電解質取込みが増加し,イオン伝導率の増加をもたらした。30wt%PDC膜のイオン伝導率は単純なPAN膜のそれを凌駕した。グラファイト/LiCoO₂電池を用いた100サイクル以上の充放電で10~30%のPDC量のPAN/PDC膜は90%近傍の容量維持を示した。膜中および膜表面のPDCによるイオン伝導率と濡れの増加が容量維持とレート性能の増加をもたらした。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *隔離板 ,  膜 ,  *ナノファイバ ,  ポリシラザン ,  室温 ,  架橋【高分子】 ,  ポリアクリロニトリル ,  ハイブリッド方式 ,  セラミック ,  エレクトロスピニング ,  ネットワーク構造 ,  熱安定性 ,  結晶化 ,  非晶質 ,  電解質 ,  接触角 ,  電気伝導率 ,  イオン伝導 ,  充放電サイクル ,  電池容量 ,  濡れ ,  密度依存性 ,  電流密度
準シソーラス用語： イオン伝導率 ,  *セパレータ【電池】 ,  ナノファイバ膜 ,  電流密度依存性

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： リチウムイオン電池 ,  性能向上 ,  室温 ,  硬化 ,  ポリシラザン ,  重合体 ,  セラミック ,  ナノファイバ膜