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J-GLOBAL ID:201702240985666545   整理番号:17A1445112

成人ナミハダニコオロギ(Gryllus bimaculatus)の外骨格からのキチン,キトサンの生産【Powered by NICT】

Production of chitin and chitosan from the exoskeleton of adult two-spotted field crickets (Gryllus bimaculatus)
著者 (10件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 279-285  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2560A  ISSN: 1738-2297  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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キチンとキトサンは,酸およびアルカリによる化学処理後のI型およびII型ナミハダニコオロギ(Gryllus bimaculatus)の全ての試料から抽出した。キチン抽出では,2N HClと1.25N NaOH溶液は,脱鉱物および除蛋白を達成するために使用した。キトサン抽出のために,50%NaOH(w/v)と50%NaOH(w/w)溶液を用いて脱アセチル化を達成した。タイプIの試験AにおけるG.bimaculatusの成体外骨格からのキトサン生成を95°Cで3時間50%NaOH(w/v)による処理後の新鮮重(FW),乾物重(DW)に基づいて1.76と8.40%であった。さらに,II型の試験Dにおけるキトサン生成を105°Cで3時間50%NaOH(w/w)による処理後のFWとDWに基づいて1.79と7.06%であった。キチンおよびキトサンの平均収率はDWに基づいてFWベースで2.42と1.65%,10.91と7.50%であった。試験A,B,C1,C2,D1及びD2の成体外骨格から抽出したキトサンの脱アセチル化(%)はそれぞれ81.2%,14.5%,19.6%,90.7%,17.1%,および95.5%であった。試験A,C2,D2における成人外骨格から抽出したキトサンの粘度は32.0%,21.6%,62.4cP(センチ平衡状態)であった。G.bimaculatusの成体外骨格からのキトサンの分子量は308.3kDaであった。著者らの結果は,G.bimaculatusの成体外骨格は,産業動物飼料中の機能性添加物として使用するためのキチンおよびキトサンの供給源として使用できることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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多糖類 

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