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J-GLOBAL ID:201702241021803021   整理番号:17A1021737

化学療法抵抗性乳癌におけるGSTP1を含むエキソソームの予測的役割【Powered by NICT】

Predictive role of GSTP1-containing exosomes in chemotherapy-resistant breast cancer
著者 (20件):
資料名:
巻: 623  ページ: 5-14  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0701B  ISSN: 0378-1119  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Anthracycline/taxaneベース化学療法レジメンは,通常,腫瘍サイズを減少させ,進行性乳癌の転移を防ぐために術前化学療法として使用されている。しかし,患者はまだ未知の機序を介して治療中の化学療法抵抗性を開発するリスクが高い。,第II相代謝酵素のファミリーに属する,グルタチオンS-トランスフェラーゼP1(GSTP1)はグルタチオンとの抱合によりいくつかの抗癌剤を解毒において機能することが報告されている。以前の研究は,乳癌患者における予後と化学療法抵抗性の予測因子としてのGSTP1を同定したが,GSTP1依存性薬剤耐性を支配する機構はまだ不明である。GSTP1発現はアドリアマイシン耐性細胞とそれらの対応するエキソソームにおいて非常に高いことが分かった。付与薬剤耐性におけるGSTP1を含むエキソソームの役割は,細胞アポトーシスおよび免疫蛍光染色アッセイにより解析した。さらに,免疫組織化学によりanthracycline/taxaneベースネオアジュバント化学療法前と後に採取した対乳癌組織の42症例を分析した。GSTP1発現は化学療法前と後に集められた試料の両方で進行性疾患(PD)/部分応答(PR)/完全応答(CR)群よりも安定疾患(SD)群で示された。興味深いことに,GSTP1は細胞核から部分的に再配置処理により細胞質に,同様の結果がエキソソームマーカー腫瘍感受性遺伝子101蛋白質(TSG101),これは化学療法後の細胞質における増加も得られた。anthracycline/taxaneベースネオアジュバント化学療法で治療した30人の患者の血清エキソソームを分析した後,PD/SD群の患者からのエキソソームにおけるGSTP1のレベルはPR/CR群のそれらより有意に高いことを発見した。ここでは,初めて,GSTP1を含むエキソソームの新しい役割と薬剤耐性を伝達するそれらの能力を検討し,化学療法抵抗性の予測におけるそれらの臨床使用を評価した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子の構造と化学  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
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