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J-GLOBAL ID:201702241100510189   整理番号:17A1161583

婚姻色に及ぼす選択により開始された初期生態学的種分化のゲノム景観【Powered by NICT】

Genomic landscape of early ecological speciation initiated by selection on nuptial colour
著者 (18件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 7-24  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2684A  ISSN: 0962-1083  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生態学的種形成は,直接発散自然淘汰または生態学的に仲介される発散性選択の結果として生殖隔離の進化である。前者のゲノム特性は近年広く研究されてきたが,環境依存性選択が重要な役割を果たしているゲノム分化が存在する例は少ない。ここでは,同じ池内の二生息場所間の表現型とゲノム分化を示すイトヨの非常に若い(~90歳)集団を記述した。生息場所間の分化は性淘汰の影響を受けやすいことが知られている雄スロート色と巣型,形質に限定されていることを示した。これらの特性における差異は,北アメリカ西部沿岸湖,同所性でも起こるからはるかに古い底生および淡水湖沼トゲウオ種ペアで発散を反映しているが,強く生殖的に互いに分離した。集団における,スロート色と育種における差は10年以上安定であったことを示したが,北アメリカの底生および淡水湖沼トゲウオ種とは対照的に,これらの交配特性の相違は,摂食,捕食者防御または遊泳能力に関連した形態の発散を伴わない。ゲノムワイドSNPデータを用いて,いくつかの染色体に渡って拡がっていた中程度の分化を伴う多重ゲノムアイランドを見出し,一方残りのゲノムでは,区別されない。島は色の視知覚に関与する潜在的候補遺伝子を含んでいた。著者らの結果は,これらの形態の表現型とmultichromosomeゲノム分岐は環境依存性選択により駆動された,数十年同所性における発散の後初期種分化を示したことを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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進化論一般 
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