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J-GLOBAL ID：201702241194807086   整理番号：17A0619599

長寿命(半割れ型)給電チップの開発

著者 (2件)： 沓名宗春 (最新レーザ技術研究センター) ,  村上隆昭 (大幸エンジニアリング)
資料名： 溶接技術  (日本溶接協会誌)
巻： 65  号： 6  ページ： 83-88  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： G0237A  ISSN： 0387-0197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ガスシールドアーク溶接やサブマージアーク溶接には溶接ワイヤに溶接電流を給電するためのコンタクトチップ(給電チップ)が必要である。従来,ロボット溶接ではその寿命が2~8時間程度で,長時間溶接すると円形の穴が摩耗により楕円形に変形して頻繁に取り換える必要があった。そこで,従来チップの問題点を解決する方法として,バネによる強制加圧給電方式の半割れ型給電チップを開発した。本チップの開発の背景,給電機構と構造,特性,使用方法と注意点について述べた。実際にチップの摩耗量は低減できるのか,実証実験で確認を行った結果,従来チップの約39分の1であった。さらに,自動車やオートバイ部品のアーク溶接ロボットラインで採用された事例を紹介した。

シソーラス用語： *電力供給 ,  溶接ワイヤ ,  溶接電流 ,  *接触部品 ,  *ロボット溶接 ,  寿命延長 ,  摩耗 ,  ばね ,  加圧 ,  実証実験 ,  重量 ,  アーク溶接 ,  溶接装置
準シソーラス用語： 摩耗量

分類 (1件)： 溶接装置  (WC07110T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 長寿命 ,  割れ型 ,  給電チップ ,  開発