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J-GLOBAL ID：201702241210186993   整理番号：17A0955723

オレフィンメタセシス化学の最近の進展-より高活性かつ緻密な反応制御を可能とする触媒開発

著者 (1件)： 野村琴広 (首都大学東京 大学院理工学研究科)
資料名： 化学  (Chemistry)
巻： 72  号： 9  ページ： 70-71  発行年： 2017年09月01日 
JST資料番号： F0095A  ISSN： 0451-1964  CODEN： KAKYAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： オレフィンメタセシスは環境負荷の低い効率的な炭素-炭素結合形成手法として,有機化学や高分子化学,材料科学の分野でその重要性が認識されている。オレフィンメタセシス化学の最近の進展について紹介した。生成物のオレフィン二重結合のcis-trans-制御,ハロゲン化オレフィンのZ特異的メタセシス,共役ポリマーの両末端への異なる官能基の導入,について述べた。環境調和型の効率的炭素-炭素結合形成反応であるオレフィンメタセシスは,より高性能なMoやRu触媒,さらにはV触媒の開発により適用範囲が広がった。

シソーラス用語： *メタセシス ,  *オレフィン化合物 ,  *ルテニウム触媒 ,  *バナジウム触媒 ,  ルテニウム錯体 ,  バナジウム錯体 ,  触媒活性 ,  反応制御 ,  *C-C結合 ,  二重結合 ,  異性化 ,  重合体 ,  末端基 ,  官能化 ,  環境順応 ,  モリブデン錯体
準シソーラス用語： *オレフィンメタセシス ,  *モリブデン触媒 ,  *C-C結合形成 ,  cis-trans異性化 ,  共役ポリマ ,  官能基化 ,  環境調和型

分類 (2件)： 付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  均一系触媒反応  (CB06090Q)

タイトルに関連する用語 (7件)： オレフィンメタセシス ,  化学 ,  進展 ,  活性 ,  反応制御 ,  触媒 ,  開発