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J-GLOBAL ID：201702241228840331   整理番号：17A1215097

非線形放物型偏微分方程式の系を解くための最適効率法【Powered by NICT】

An optimally efficient technique for the solution of systems of nonlinear parabolic partial differential equations

著者 (4件)： Yang F.W. (Department of Mathematics, University of Sussex,Brighton, United Kingdom) ,  Goodyer C.E. (ARM, York House, Manchester, United Kingdom) ,  Hubbard M.E. (School of Mathematical Sciences, University of Nottingham, United Kingdom) ,  Jimack P.K. (School of Computing, University of Leeds, United Kingdom)
資料名： Advances in Engineering Software  (Advances in Engineering Software)
巻： 103  ページ： 65-84  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0063C  ISSN： 0965-9978  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,放物型の線形および非線形偏微分方程式(PDE)系の効率的解法のために開発された新しいソフトウェアツールについて述べた。特に,ソフトウェアはマルチスケール問題のための最適計算性能,空間と時間の両方で適応性の並列実装と結合した高度に安定な,陰的時間ステッピングスキームを必要とすることを提供するように設計されている。これら陰的適応離散化を組み合わせた最適効率的な非線形多重格子ソルバを用いたことにより,比較的適度の計算資源によって非常に高い分解能で計算解を得ることができた。論文の前半では,ソフトウェアの背後に存在する数値方法を提示し,それらの実装の詳細を述べたが,論文の後半では,二種類の非常に異なった例題に適用することによるツールの柔軟性とロバスト性を示した。これらは拡大粘性液滴の薄膜流と腫瘍増殖のマルチフェーズフィールドモデルのモデルを示した。局所メッシュ適応性,効率的な動的負荷分散を必要とし,そしてマルチグリッドソルバー法の両方を組み合わせたソフトウェアツールのための高度にスケーラブルな並列性能を得る,粗いグリッドの運用と格子間移動操作の注意深い実装を必要とする並列の課題の議論を結論とした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ロバスト性 ,  適応性 ,  支援プログラム ,  粘性 ,  モデル ,  分解能 ,  ソフトウェア ,  液滴 ,  *線形性 ,  柔軟性 ,  膜流 ,  *偏微分方程式
準シソーラス用語： ソルバ ,  マルチスケール ,  *放物型偏微分方程式 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 並列 ,  適応メッシュ精密化 ,  有限差分 ,  陰 ,  多重格子 ,  薄膜流 ,  腫瘍成長

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  システム設計・解析  (IA02030D)

タイトルに関連する用語 (3件)： 非線形 ,  放物型偏微分方程式 ,  系