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J-GLOBAL ID：201702241273280772   整理番号：17A1112834

圧力安定化立方晶系ペロブスカイト型オキシ水酸化物BaScO₂H

Pressure-Stabilized Cubic Perovskite Oxyhydride BaScO₂H

著者 (12件)： GOTO Yoshihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TASSEL Cedric (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NODA Yasuto (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  HERNANDEZ Olivier (Univ. de Rennes 1, Rennes, FRA) ,  PICKARD Chris J. (Univ. Cambridge, Cambridge, GBR) ,  PICKARD Chris J. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  GREEN Mark A. (Univ. Kent, Canterbury, GBR) ,  SAKAEBE Hikari (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  TAGUCHI Noboru (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Osaka, JPN) ,  UCHIMOTO Yoshiharu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KOBAYASHI Yoji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAGEYAMA Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 9  ページ： 4840-4845  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高温と数GPa以上の高圧において,BaScO₂Hを合成した。常圧での反応のように酸素欠陥のある酸化物はオキシ水酸化物ができるが,高圧においては,酸化物格子の中に水酸化物アニオンを導入した新しい相を安定に得ることができた。得られた結晶について,X線回折および中性子回折により結晶構造を解析した。また質量分析,制限視野電子回折,陽子磁気共鳴,MASNMR,熱重量分析によりキャラクタライズした。その結果(O/H)アニオンが完全に不規則化した理想的なペロブスカイト構造をとっていることがわかった。ただし第一原理計算では,局所的にcis-ScO₄H₂四面体構造をとりやすい可能性があることがわかった。H^-伝導性をプローブすることはできなかったが,H^-伝導体としての候補である。

シソーラス用語： *圧力効果 ,  *ペロブスカイト型結晶 ,  *バリウム化合物 ,  *スカンジウム化合物 ,  *水酸化物 ,  *酸化物 ,  化学合成 ,  X線回折 ,  中性子回折 ,  *結晶構造 ,  MASNMR ,  計算 ,  陽子磁気共鳴 ,  制限視野回折
準シソーラス用語： 高圧合成 ,  第一原理計算

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造  (BK07020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 安定化 ,  立方晶系 ,  ペロブスカイト ,  オキシ水酸化物