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J-GLOBAL ID：201702241283304138   整理番号：17A0759686

熱帯降水中の同位体量効果に対する深い対流の影響【Powered by NICT】

Impact of deep convection on the isotopic amount effect in tropical precipitation

著者 (3件)： Tharammal Thejna (Divecha Center for Climate Change, Indian Institute of Science, Bangalore, India) ,  Bala Govindasamy (Divecha Center for Climate Change, Center for Atmospheric and Oceanic Sciences and Interdisciplinary Center for Water Research, Indian Institute of Science, Bangalore, India) ,  Noone David (College of Earth, Ocean and Atmospheric Sciences, Oregon State University, Corvallis, Oregon, USA)
資料名： Journal of Geophysical Research: Atmospheres  (Journal of Geophysical Research: Atmospheres)
巻： 122  号： 3  ページ： 1505-1523  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0294B  ISSN： 2169-897X  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱帯降水内の安定水同位体比の分布で観察した経験的「量効果」は,いくつかの研究で使用された過去の降水量を再構築することである。最近の観察は,量効果に関する大規模組織化された対流システムの重要性を示唆した。水同位体トレーサを用いたコミュニティ大気モデルバージョン3.0を用いた一連の実験により,モデル化された深い対流の変化に対する量効果の感度を定量化した。熱帯海洋上の降水量の長期月間降水量と同位体比間の回帰勾配の大きさは平均深い対流性降水の減少と20%以上の約60%減少させ,分別効率の低下を示した。深い対流上昇流における減少した縮合は総降水量の濃縮を引き起こすことを重い同位体を用いた低レベル蒸気の濃縮をもたらした。しかし,層状と浅い対流性降水の増加は量効果の勾配の減少を部分的に相殺した。正味の結果は,熱帯西部太平洋以外の熱帯地域における量効果の減少勾配は,強化された大規模な上昇と増加した層状性降水の効果は減少した深い対流の影響を超えることがわかった。も降水中の同位体比は減少した深い対流と熱帯のある領域,降水量と水蒸気中の同位体比の分析は,気候モデルにおける対流パラメタリゼーションスキームの析出過程を改善するための強力なツールであることを示すより改善されていることが分かった。さらに,本研究は,この地域の降水型は過去の降水量の再構成のための意味を持つ同位体の分別効率を変えることができることを示唆した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 再構成 ,  西太平洋 ,  *対流 ,  *熱帯 ,  気候モデル ,  モデリング ,  同位体存在比 ,  上昇流 ,  *降水 ,  海洋 ,  降水量 ,  コミュニティ ,  *同位体
準シソーラス用語： 対流性降水 ,  *深い対流 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 水同位体 ,  熱帯量効果 ,  深い対流 ,  同位体濃縮 ,  同位体モデリング ,  分画効率

分類 (3件)： 天気予報  (DC05020O) ,  気候学,気候変動  (DC05140T) ,  中小規模擾乱,降水特性  (DC05120X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱帯 ,  降水 ,  同位体 ,  深い対流