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J-GLOBAL ID:201702241313019933   整理番号:17A1023387

Lactobacillus johnsonii CJLJ103は腸内細菌リポ多糖類産生とNF-κB活性化を阻害することによりマウスにおける大腸炎と記憶障害を減弱する【Powered by NICT】

Lactobacillus johnsonii CJLJ103 attenuates colitis and memory impairment in mice by inhibiting gut microbiota lipopolysaccharide production and NF-κB activation
著者 (5件):
資料名:
巻: 34  ページ: 359-368  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3172A  ISSN: 1756-4646  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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腸内細菌叢撹乱による過剰なリポ多糖類(LPS)への曝露は,潰よう性大腸炎と記憶障害を引き起こす。,大腸菌の増殖とLPS産生の阻害剤としてのヒト糞便微生物相からの抗炎症Lactobacillus johnsonii CJLJ103(LJ)を分離し,マウスにおける大腸炎と記憶障害改善効果を検討した。LJの経口投与は,マウスにおける2,3,6 トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)誘導結腸短縮,結腸ミエロペルオキシダーゼ活性,およびNF-κB活性化を阻害した。さらに,LJは,大腸炎におけるTNBS誘導のTNFおよびIL-1β発現を阻害したが,IL-10および密着結合蛋白質のTNBS抑制発現を増加させた。LJによる処理は,TNBS誘発大腸炎マウスにおける糞便LPSレベルとプロテオバクテリア/Bacteroidetes比を阻害した。さらに,LJはマウスにおけるLPS誘発性の記憶障害を改善した。LJも海馬におけるLPS誘導NF-κB活性化を抑制し,LPS抑制脳由来神経栄養因子発現を増加させた。これらの知見は,ヒト腸内微生物叢のメンバーであるLJは大腸炎及び記憶障害を改善し,それによって有用なプロバイオティックとして作用する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  遺伝子発現 

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