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J-GLOBAL ID：201702241368085670   整理番号：17A1054967

主成分分析によるセンサアレイを使った,汚染された湿潤空気中の標的揮発性有機化合物の選択的検出

Selective Detection of Target Volatile Organic Compounds in Contaminated Humid Air Using a Sensor Array with Principal Component Analysis

著者 (4件)： ITOH Toshio (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  AKAMATSU Takafumi (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  TSURUTA Akihiro (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN) ,  SHIN Woosuck (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol. (AIST), Nagoya, JPN)
資料名： Sensors (Web)  (Sensors (Web))
巻： 17  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7015A  ISSN： 1424-8220  CODEN： SENSC9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 揮発性有機化合物(VOC)で汚染された湿潤空気中の標的VOCの選択的決定を検討した。肺がん関連VOCとしてノナナール,n-デカン,アセトインを,また糖尿病関連VOCとしてアセトン,メチルイソブチルケトンを対象とし,模擬した汚染総濃度は300μg/m³である。用いたセンサーは,TGS 2600,2610,2610,2620の4個の市販センサーとPt,Pd,Au添加SnO₂の2個のセンサーを含む6個の粒界応答タイプと,ZrドープCeO₂の2個のバルク応答タイプを含む合計8個である。つぎに主成分分析(PCA)を使って,センサー信号を分析した。6個の粒界応答タイプセンサーは,湿潤空気中の標的ガスの選択的検出には不十分であることが分かったが,2個のバルク応答タイプセンサーを追加して,模擬したVOC汚染でも選択性が改良された。識別度をさらに改良するため,PCAの結果に基づいて8個のセンサーから適切なセンサーを選択した。各標的への選択性は保持され,汚染に影響されることはなかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *主成分分析 ,  *揮発性有機化合物 ,  *センサアレイ ,  *湿り空気 ,  *大気汚染 ,  *検出 ,  金属酸化物 ,  *酸化スズ ,  *酸化セシウム ,  *室内空気汚染 ,  肺腫瘍 ,  糖尿病 ,  信号解析 ,  選択性 ,  ヒト ,  健康管理 ,  *ガスセンサ ,  放射線検査 ,  ターゲット検出 ,  透過度計識別度 ,  *環境汚染 ,  脂肪族アルデヒド ,  アルカン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族ケトン ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン

分類 (2件)： 分析機器  (CC02020S) ,  大気質調査測定一般  (SB03040I)

物質索引 (5件)： ノナナール ,  n-デカン ,  アセトイン ,  アセトン ,  メチルイソブチルケトン

タイトルに関連する用語 (6件)： 主成分分析 ,  センサアレイ ,  汚染 ,  湿潤空気 ,  標的 ,  揮発性有機化合物