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J-GLOBAL ID：201702241375816170   整理番号：17A1012916

球形イオン性SDSおよび非イオン性C₁₂E₈ミセルの表面密度揺らぎの球面調和解析: 分子動力学研究

Spherical harmonics analysis of surface density fluctuations of spherical ionic SDS and nonionic C₁₂E₈ micelles: A molecular dynamics study

著者 (4件)： Yoshii Noriyuki (Center for Computational Science, Graduate School of Engineering, Nagoya University, Nagoya 464-8603, Japan) ,  Nimura Yuki (Department of Applied Chemistry, Nagoya University, Nagoya 464-8603, Japan) ,  Fujimoto Kazushi (Department of Applied Chemistry, Nagoya University, Nagoya 464-8603, Japan) ,  Okazaki Susumu (Department of Applied Chemistry, Nagoya University, Nagoya 464-8603, Japan)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 3  ページ： 034906-034906-9  発行年： 2017年07月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 球形ミセルの表面構造およびその揺らぎを,分子動力学計算にもとづいた球面調和およびLegendre多項式で新規に定義した一連の密度相関関数を用いて調べた。ミセル表面構造に対する頭部基の影響を調べるために,イオン性ドデシル硫酸ナトリウムおよび非イオン性オクタエチレングリコールモノドデシルエーテル(C₁₂E₈)ミセルをモデル系とした。両ミセルにおいて,計算した表面静的構造因子中に大規模密度揺らぎが観測された。表面静的構造因子で評価したミセル表面の面積圧縮率は,脂質膜表面の典型値より数十倍大きかった。表面散乱関数で評価した構造緩和時間から,長距離表面構造の緩和機構は,静水力学近似で良好に記述できることが示された。二次元ミセル表面上の密度揺らぎは,臨界点近傍の三次元流体の場合と同様の特性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 球状 ,  *非イオン界面活性剤 ,  *陰イオン界面活性剤 ,  *ミセル ,  *密度 ,  *球面調和関数 ,  *分子動力学 ,  *表面構造 ,  Legendre多項式 ,  相関関数 ,  構造因子 ,  圧縮率 ,  脂質膜 ,  表面散乱 ,  散乱関数 ,  構造緩和 ,  緩和時間 ,  静水力学 ,  臨界点 ,  プログラムパッケージ ,  分子間ポテンシャル ,  対相関関数 ,  時間発展 ,  コロイド ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： CHARMM ,  TIP4Pポテンシャル ,  *表面密度 ,  *密度ゆらぎ

分類 (4件)： ミセル  (CB11020N) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (2件)： C12E8 ,  SDS

タイトルに関連する用語 (11件)： 球形 ,  イオン性 ,  SDS ,  非イオン性 ,  C12E8 ,  ミセル ,  密度揺らぎ ,  球面 ,  調和解析 ,  分子動力学 ,  研究