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J-GLOBAL ID:201702241379300728   整理番号:17A1460715

マウス胸腺発生中のT細胞におけるモノメチルアルソン酸(MMA~+3)により誘発された遺伝毒性【Powered by NICT】

Genotoxicity induced by monomethylarsonous acid (MMA+3) in mouse thymic developing T cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 279  ページ: 60-66  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0034B  ISSN: 0378-4274  CODEN: TOLED5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ヒ素への飲用水曝露は免疫毒性を引き起こすことが知られている。我々の以前の研究は,モノメチルアルソン酸(MMA~+3)は亜ヒ酸塩(As~+3)への30D飲料水曝露後のマウス胸腺細胞で提示した主要なヒ素種であることを示した。MMA~も二重ネガティブ(DN)胸腺T細胞におけるIL-7/STAT5シグナル伝達の抑制へのAs~よりも毒性が強い十倍であることを示した。中等用量MMA~の低により誘発される遺伝毒性を調べるために,単離マウス胸腺細胞はin vitroで550および500nMMMA~で18時間処理した。MMA~は用量依存的に胸腺細胞の増殖を抑制した。5nmでMMA~はDN二重陽性(DP)細胞におけるDNA損傷を誘導した。二本鎖切断および活性酸素種生成に対する感受性の差は,50nmでのDNとDP細胞の間に観察できたが,その効果は高用量(500nm)では見られなかった。MMA~によって誘起されたより強いアポトーシス効果は低用量(5および50nm)でのDP細胞,高用量(500nm)で強いアポトーシス誘導により打ち消されたよりもDN細胞で認められた。DNとDP細胞における細胞内MMA~濃度の分析は,よりMMA~はin vitro処理後のDN細胞に蓄積したことを明らかにした。まとめると,これらの結果はMMA~は胸腺の初期発生中のT細胞における強い遺伝毒性を直接的に誘導することを示唆した。DN細胞はDP細胞,おそらくMMA~の高い細胞内レベルよりもMMA~誘導遺伝毒性とアポトーシスに対してより敏感であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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有機化合物の毒性 

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