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J-GLOBAL ID:201702241422519071   整理番号:17A1090006

メラノコルチン類似体のMC1R受容体への結合の構造-機能関係に関するNMR洞察

NMR Insights into the Structure-Function Relationships in the Binding of Melanocortin Analogues to the MC1R Receptor
著者 (8件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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ヒトメラノコルチン受容体1(MC1R)を標的とするα-メラノサイト刺激ホルモン(α-MSH)の鎖状および環状類似体は,メラノーマの検出と治療のために薬理学的関心がある。α-MSH(His-Phe-Arg-Trp)の中心配列は受容体結合に必須であると同定されている。α-MSHの生物活性の分子的基礎に関する現在の知識を深めるために,受容体結合に及ぼす環サイズの影響を理解することを目的とした。この目的のために,本研究では2つの大環状異性α-MSH類似体としてc[NH-NO2-C6H3-CO-His-DPhe-Arg-Trp-Lys]-Lys-NH2(CycN-K6)とc[NH-NO2-C6H3-CO-His-DPhe-Arg-Trp-Lys-Lys]-NH2(CycN-K7)を合成した。MC1R受容体に対するこれらの親和性を競合結合分析により決定し,これらの構造を1Hと13C NMRにより分析した。結果を,以前に報告された類似体c[S-NO2-C6H3-CO-His-DPhe-Arg-Trp-Cys]-Lys-NH2(CycS-C6)の結果と比較した。22-員大環状ペプチドCycN-K6(IC50=155±16nM)のMC1R結合親和性は,25-員大環状類似体CycN-K7(IC50=495±101nM)よりも大きく,CycN-K7の値は19-員環類似体CycS-C6(IC50=1770±480nM)で観察されたものよりも大きかった。NMR構造研究から,大環状分子のサイズが側鎖の相対配置,特に芳香族環に対するArg側鎖の抱合の変化をもたらすことを示した。他の類似体とは対照的に,22-員環の側鎖は受容体相互作用にとって好ましい位置にある。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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脳下垂体ホルモン  ,  生理活性ペプチド  ,  細胞膜の受容体  ,  有機化合物のNMR  ,  ペプチド 
タイトルに関連する用語 (5件):
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