抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的;胎児の子宮内発育遅延(Intrauterine growth retardation,IUGR)とインスリン抵抗性の関係を分析する。方法;2013年2月から2016年12月まで164例の正期IUGR胎児をIUGR群に組み入れ、同時期に130名の正常満期分娩胎児を選び、対照群に組み入れた。2つの群において,臍帯血を採取して,血糖(GLU),インスリン(INS),および血中脂質を測定した。ブドウ糖/インスリン比(GI/I),インスリン感受性指数(ISI),インスリン抵抗性指数(HOMA-IR),膵島β細胞機能(HBCI)を計算し,IUGRとインスリン抵抗性の関係を分析した。結果;IUGR群の出生体重,PI,体重,身長,頭囲,胸囲の標準偏差は対照群より低く(P<0.05),IUGR群のINS,Cペプチド,LDL-C,TGは対照群より高く,GLU,HDL-Cのレベルは対照群より低かった(P<0.05)。IUGR群におけるHOMA-IRは,対照群におけるそれらより有意に高く(P<0.05),GI/IおよびISIは,対照群におけるそれらより低かった(P<0.05)。結論;胎児のIUGRはインスリン感受性の低下とインスリン抵抗性を誘発し、その生長発育の質に影響を与える可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】