文献
J-GLOBAL ID:201702241447734461   整理番号:17A2006997

NF-κB/P38MAPK媒介ストレスシグナル伝達のダウンレギュレーションを介したPVP被覆ナリンゲニンナノ粒子によるRAW-264.7マクロファージ細胞におけるLPS誘発炎症誘発性応答の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of LPS induced pro-inflammatory responses in RAW 264.7 macrophage cells by PVP-coated naringenin nanoparticle via down regulation of NF-κB/P38MAPK mediated stress signaling
著者 (3件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 908-915  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1528A  ISSN: 1734-1140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナリンゲニン(NAR)は強い薬理学的性質を示すことが分かった。NARの臨床的関連性は,その低バイオアベイラビリティによって制限されるので,NARの治療効果を増強する新しいPVP被覆NARナノ粒子(NAR NP)を合成し,特性化した。本研究では,RAW-264.7マクロファージ細胞におけるリポ多糖類(LPS)誘導炎症反応に及ぼすNAR NPの効果を検討するためにデザインした。LPS刺激したRAW-264.7マクロファージ細胞のin vitro細胞培養研究を実験モデルとして用いた。細胞毒性研究は,NAR NPが最大試験濃度200μg/mlでも安全であることを明らかにした。LPS誘導264.7細胞における初期用量固定研究は,25μg/mlで抗炎症効果に必要な最小最適濃度を明らかにした。mRNA発現研究は,NAR NPはNF-κBとp38MAPKの発現,NF κBの細胞核転移の阻害と平行することを顕著に制御することを示した。これはiNOSおよびCOX-2の阻害をもたらし,それにより一酸化窒素とプロ炎症性サイトカインTNF-α,IL-6,MCP-1及びIL-1βの産生を阻害した。NAR NPがより効率的であることが分かったが,NARと比較した。NAR NPの抗炎症効果はRAW-264.7マクロファージにおけるNF-κBとMAPKシグナル伝達経路の抑制を介してCOX 2とiNOSのダウンレギュレーションに割り当てられる可能性がある。データはNAR NPはナノスケール特性を利用し,標的効果による炎症性疾患の治療のための強力な候補として用いることができることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消炎薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究  ,  細胞生理一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (16件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る