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J-GLOBAL ID：201702241456352802   整理番号：17A0562029

上部対流圏と成層圏におけるCO₂全球分布

Global distribution of CO₂ in the upper troposphere and stratosphere

著者 (9件)： DIALLO Mohamadou (UPMC, Paris, FRA) ,  DIALLO Mohamadou (Universidade de Vigo, Ourense, ESP) ,  DIALLO Mohamadou (Forschungszentrum Juelich, Juelich, DEU) ,  LEGRAS Bernard (UPMC, Paris, FRA) ,  RAY Eric (NOAA, Colorado, USA) ,  RAY Eric (Univ. Colorado, Colorado, USA) ,  ENGEL Andreas (Goethe Univ. Frankfurt, Frankfurt am Main, DEU) ,  ANEL Juan A. (Universidade de Vigo, Ourense, ESP) ,  ANEL Juan A. (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Atmospheric Chemistry and Physics (Web)  (Atmospheric Chemistry and Physics (Web))
巻： 17  号： 6  ページ： 3861-3878 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U7039A  ISSN： 1680-7316  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,2000年~2010年の上部対流圏から成層圏にわたる新たな月帯状平均二酸化炭素(CO₂)分布を構築した。この再構築されたCO₂プロダクトは,ERA-Interim再解析気象と対流圏CO₂測定により計算したLagrangian後方流跡線解析モデルに基づいた。著者等のCO₂プロダクトの航空機と気球による温帯でのin situ測定との比較は,非常に良く一致した。CO₂分布の主な特徴として以下が含まれた。(1)熱帯成層圏での比較的大きな混合比。(2)高度15~20kmの層の夏と秋の半球での比較的高い混合比を伴う温帯における季節的変動。(3)上部対流圏から中部成層圏(~35km)への高度増加とともに減少する混合比。これらの特徴は,成層圏のBrewer-Dobson循環による長寿命微量ガスの輸送により予想される変動と一致した。このCO₂プロダクトを構築するためにここで用いた方法は,他のモデリングと比べ独特であり,逆モデリングの優占として,そして成層圏-対流圏交換および成層圏循環とその変動の特徴を解析するため,上部対流圏と成層圏でのモデルと衛星の検証に役立つ。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 分布 ,  *対流圏 ,  *成層圏 ,  データ解析 ,  モデル ,  拡散 ,  粒子 ,  観測 ,  混合比 ,  季節的変動 ,  変動 ,  大気大循環 ,  解析 ,  交換 ,  物質移動 ,  全球規模 ,  *二酸化炭素
準シソーラス用語： Brewer-Dobson循環 ,  CO2全地球分布 ,  ERA-Interim ,  FLEXPART ,  Lagrangian粒子拡散モデル ,  TRACZILLA ,  気球観測 ,  空間変動 ,  後方流跡線解析 ,  航空機観測 ,  *上部対流圏 ,  成層圏-対流圏交換

分類 (2件)： 大気質調査測定一般  (SB03040I) ,  対流圏・成層圏の地球化学  (DD01020P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 上部対流圏 ,  成層圏 ,  CO2 ,  球 ,  分布