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J-GLOBAL ID：201702241470658250   整理番号：17A0665268

全MoS_2単層ヘテロ構造における熱伝導のマルチスケールモデリング【Powered by NICT】

Multiscale modelling of heat conduction in all-MoS₂ single-layer heterostructures

著者 (2件)： Mortazavi Bohayra (Institute of Structural Mechanics, Bauhaus-Universitaet Weimar, Marienstr. 15, D-99423 Weimar, Germany. [e-mail]) ,  Rabczuk Timon
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 18  ページ： 11135-11141  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子厚さの二硫化モリブデン(MoS_2)膜の成功した分離は,ナノエレクトロニクスにおけるその実用化に向けた有望なルートを開いた。最近,半導性(2H)と金属(1T)相から作られた単層MoS_2膜の試作は,調整可能な電子特性を有する先進MoS_2ヘテロ構造に到達するために達成することに成功した。これらヘテロ構造の熱伝導特性の包括的な理解は,ナノエレクトロニクスにおける過熱問題だけでなく,熱電ナノデバイスのような特定のシステムの設計のための重要な役割を果たしている。本研究では,それに応じて結合原子論的連続体マルチスケールモデルを開発して全てのMoS_2ヘテロ構造に沿った熱伝導率を調べた。このアプローチでは,分子動力学シミュレーションは,元の2Hおよび1T相の熱伝導率と1tと2時間相間の熱接触コンダクタンスを計算するのに用いた。原子論的シミュレーションから得られた特性は最終的に有限要素法を用いたMoS_2ヘテロ構造の巨視的試料を構築した。著者らの研究は,ドメインサイズと異なる相の濃度を制御することによってMoS_2ヘテロ構造に沿った熱輸送を微細に調整することの可能性を確認した。マルチスケールモデルからの結果は,すべてのMoS_2ヘテロ構造の熱伝導応答に関する有用な洞察を提供した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *単一層 ,  計算機シミュレーション ,  熱伝導率 ,  有限要素法 ,  分子動力学 ,  連続体 ,  *熱伝導 ,  コンダクタンス
準シソーラス用語： 熱輸送 ,  原子論的シミュレーション ,  分子動力学シミュレーション ,  マルチスケールモデル ,  ナノデバイス ,  ナノエレクトロニクス ,  二硫化モリブデン ,  *マルチスケールモデリング ,  *ヘテロ構造 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 比熱・熱伝導一般  (BL05021E)

タイトルに関連する用語 (4件)： 単層 ,  ヘテロ構造 ,  熱伝導 ,  マルチスケールモデリング