文献

J-GLOBAL ID：201702241518915050   整理番号：17A0665477

Fenton酸化処理におけるアトラジンの分解機構に関する理論的および実験的研究【Powered by NICT】

Theoretical and experimental study on the degradation mechanism of atrazine in Fenton oxidation treatment

著者 (5件)： Zhao Xue (College of Chemistry, Chemical Engineering and Materials Science, Shandong Normal University, Jinan 250014, P. R. China) ,  Zhang Chenxi ,  Wang Shuguang ,  Song Chao ,  Li Xiang
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 3  ページ： 1581-1587  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 表面水と地下水中のアトラジンの残留物はヒトの健康に害を及ぼす,ゆっくりと微生物学的に生物分解した。本研究では,密度汎関数理論(DFT)及び分極性連続体モデル(PCM)は,Fenton酸化技術による水性媒体中でのアトラジンの分解を調べるために用いた。結果は,H原子引き抜き経路はOHラジカル付加とCl原子置換経路よりも可能性のあることを示した。さらに,CHの-CH(CH_3)2群およびCH_2のCH_2CH_3基からのH原子引抜がより容易に起こることが期待される。新しい脱アルキルとアルキル酸化機構を提案し,その中で水が反応障壁を劇的に減少させるための触媒として作用することができる。安定中間体および生成物:CH_3COCH_3,DEDIA,DIA,DEA,CAFT,CDAT,CDET,CDFTとCFIT,をLC/MS分析で同定された。本研究では,Fenton酸化技術による水性媒体中でのアトラジンの分解機構を調べるための費用対効果に優れた方法を提供する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 塩素 ,  触媒 ,  表面水 ,  脱アルキル ,  生物分解 ,  中間体 ,  媒質 ,  地下水 ,  *密度汎関数法 ,  LC-MS分析 ,  ヒドロキシルラジカル ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物
準シソーラス用語： 反応障壁 ,  *分解機構 ,  *フェントン酸化 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 分子の電子構造  (BH05010Q)

物質索引 (1件)： アトラジン

タイトルに関連する用語 (5件)： Fenton酸化 ,  アトラジン ,  分解 ,  理論 ,  実験的研究