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J-GLOBAL ID:201702241527824757   整理番号:17A0561921

齧歯類中のPACAP(脳下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド)1-38の局所適用の眼球障壁の通過と網膜虚血における有益な効果

Passage through the Ocular Barriers and Beneficial Effects in Retinal Ischemia of Topical Application of PACAP1-38 in Rodents
著者 (16件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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神経ペプチドの脳下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチド(PACAP)にはPACAP1-27とPACAP1-38の2つの活性型がある。十分に確立された作用の中には,PACAPの神経栄養効果と神経保護効果があり,これらの効果は様々な網膜症モデルにおいても証明されている。PACAPの網膜保護効果を証明する研究における送達経路は通常硝子体内である。最近,著者らは塩化ベンザルコニウム中の点眼剤として送達されたPACAP1-27が眼球障壁を越え,虚血状態の網膜を保護できることを明らかにしている。PACAP1-38は天然に存在するPACAPの主形態であるため,本研究はより長い形態も障壁を越え,網膜低潅流のモデルである永続的な両側総頸動脈閉塞(BCCAO)において保護効果を発揮できるかどうかを調査することを目的とした。結果から,放射性PACAP1-38点眼剤が効果的に眼球障壁を通過して網膜に到達できることが明らかになった。Muellerグリア細胞の定期的な組織学的分析および免疫組織化学的評価から,PACAP1-38が網膜保護効果を発揮することが判明した。PACAP1-38は,殆ど全ての網膜層で見られる,低潅流によって起きた損傷を軽減させ,グリア細胞過活性化を低減させた。全体として,これらの結果は点眼剤の形で投与されたPACAP1-38が網膜疾患を治療するための新たな保護的治療手法であることを裏付けている。(翻訳著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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生理活性ペプチド  ,  眼の疾患  ,  眼の疾患の薬物療法  ,  中枢神経系作用薬一般 
物質索引 (1件):
物質索引
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