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J-GLOBAL ID：201702241565416840   整理番号：17A0654056

マクロ展開処理の追跡を行うC言語前処理系解析器

著者 (5件)： 福原和哉 (岩手県大 いわてものづくりソフトウェア融合テクノロジーセ) ,  猪股俊光 (岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科) ,  杉野栄二 (岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科) ,  新井義和 (岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科) ,  今井信太郎 (岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： SE-195  ページ： Vol.2017-SE-195,No.29,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月05日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： C言語を対象としたプログラム解析ツールの多くは前処理後のプログラムを解析の対象としているが,Erustらの調査では前処理指令を用いないC言語プログラムは存在せず,前処理指令は全ステップ数の8.4%を占めていることから,C言語プログラムの正確な解析には前処理によって置換・挿入される要素の対応付けが必要である。そこで,筆者らは前処理前後での要素の対応関係と前処理過程をモデル化して出力するC言語前処理系解析器を提案し,作成・評価した。その結果,得られたモデルを用いることで,マクロ展開前後のプログラムの要素の対応付けと,前処理過程の可視化が可能であることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： マクロプロセッサ ,  計算機プログラム ,  前処理 ,  *プリプロセッサ ,  可視化 ,  *C言語 ,  XML【マークアップ言語】 ,  トークン ,  キーワード
準シソーラス用語： マクロ展開 ,  マクロ処理系 ,  マクロ ,  前処理系

分類 (1件)： 計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (19件)：

• 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)技術本部 ソフトウェア高信頼化センター(SEC): ソフトウェア開発データ白書 2016-2017, 2016/10/01.
• David Evans, David Larochelle: Improving Security Using Extensible Lightweight Static Analysis. IEEE Software January/Feburary 2002, pp. 42-51, 2002.
• Programming Research: QA Static Analyzers, http://www.programmingresearch.com/static-analysis-software/qac-qacpp-static-analyzers/, 2017/01/15
• Renesas Electronics: MISRA Cルールチェッカ SQMlint, https://www.renesas.com/ja-jp/products/software-tools/tools/compiler-assembler/misra-c-rule-checker-sqmlint.html, 2017/01/15
• GrammaTech: CodeSonar - Static Analysis SAST Software, https://www.grammatech.com/products/codesonar, 2017/01/15

タイトルに関連する用語 (6件)： マクロ ,  展開 ,  追跡 ,  C言語 ,  前処理系 ,  解析