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J-GLOBAL ID:201702241600485743   整理番号:17A1184075

思春期前および思春期後の雄ウマにおけるシステインに富む分泌蛋白質-3(CRISP 3)の発現と局在【Powered by NICT】

Expression and localization of cysteine-rich secretory protein-3 (CRISP-3) in the prepubertal and postpubertal male horse
著者 (5件):
資料名:
巻: 87  ページ: 187-192  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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精しょう蛋白質,システインに富む分泌蛋白質-3(CRISP 3)は肥沃度増加し,最初のサイクル受胎率と相関していると,ウマの繁殖に対する炎症反応の間の精子の多形核好中球と食作用の調節に関与していることが示唆されている。以前の研究では,ウマCRISP-3は輸精管膨大部および精嚢の両方に局在することを示した。しかし,これは非定量的実験室手法を用いて行った。ヒトとげっ歯類では,CRISP-3はアンドロゲン依存性蛋白質として記述されているが,CRISP-3の発現に及ぼすアンドロゲンの影響により,ウマの調べられていない。本研究の目的は,(a)雄ウマ生殖管におけるCRISP-3の発現を確認し,定量化し,(b)を発現する特異的組織内のCRISP-3の局在を記述し,(c)CRISP-3の発現は思春期後に増加するかどうかを決定した。CRISP-3の発現は輸精管膨大部および精嚢の両方で発現していると仮定し,その発現は思春期以降に増加させるであろう。組織は三人の前思春期雄子ウマ(<6か月)および六思春期後の種馬(>3歳)から死後採取した。組織試料は,輸精管,精嚢,尿道球腺,前立腺,精巣,精巣,脳,および精巣上体頭側面の膨大部から採取した。定量的リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応と免疫組織化学(IHC)はウマに特異的なCRISP-3設計したプライマーとmonocolonal抗体を用いて行った。混合線形加法モデルは年齢群間でのmRNA発現を比較し,有意差はP<0.05とした。成熟度と組織型(P<0.0001)との間に有意な相互作用があった。CRISP-3mRNAの発現は主に精嚢における発現少ない輸精管膨大部で見られた。膨大部(P<0.0001)及び精嚢(P=0.0013)の思春期前の子馬と比較した場合,CRISP-3の発現は思春期後の種馬の方が高かった。IHCはウマCRISP-3は主に輸精管膨大部および精嚢の両方の腺側面に位置し,粘膜の腺を囲まれた上皮細胞の細胞質に濃縮された染色であることを示した。CRISP-3は思春期後の雄ウマでのみ観察された思春期はウマCRISP-3発現の活性化において役割を果たすことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  白血球,リンパ球 
タイトルに関連する用語 (4件):
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