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J-GLOBAL ID：201702241612395747   整理番号：17A0961162

液晶性フェニレンに基づく形状持続性分子スポークホイール

A Liquid-Crystalline Phenylene-Based Shape-Persistent Molecular Spoked Wheel

著者 (6件)： IDELSON Alissa (Rheinische Friedrichs-Wilhelms-Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  STERZENBACH Christopher (Rheinische Friedrichs-Wilhelms-Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  JESTER Stefan-S. (Rheinische Friedrichs-Wilhelms-Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  TSCHIERSKE Carsten (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU) ,  BAUMEISTER Ute (Martin-Luther-Univ. Halle-Wittenberg, Halle (Saale), DEU) ,  HOEGER Sigurd (Rheinische Friedrichs-Wilhelms-Univ. Bonn, Bonn, DEU)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 12  ページ： 4429-4434  発行年： 2017年03月29日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 形状持続性を有する高分子を形成する方法においてフェニル系分子の利用に着目した。全フェニレン骨格を有する高分子を形成する方法を提案した。コバルト触媒による付加環化と,Yamamotoカップリングによる鋳型指向環化を用いて,全フェニレン骨格およびアルコキシ側鎖を有する高分子を合成した。この分子を走査トンネル顕微鏡で観測した。走査トンネル顕微鏡を利用することで,分子分解能で分子構造を画像化できた。固体/液体界面において,スポークホイール形の分子構造を有することが判明した。剛性コアと軟質アルキルの割合を適切に調整することで,広い温度範囲において,分子スポークホイールの形状持続性を実現できることが分かった。

シソーラス用語： スポークホイール ,  *フェニル基 ,  分子素子 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  コバルト化合物 ,  遷移金属触媒 ,  *環状付加 ,  *分子構造 ,  温度依存性 ,  分解能 ,  *高分子液晶 ,  カップリング反応
準シソーラス用語： Yamamotoカップリング ,  コバルト触媒 ,  フェニレン

分類 (1件)： その他の液晶  (BK03030H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 液晶 ,  フェニレン ,  持続性 ,  分子 ,  スポークホイール