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J-GLOBAL ID：201702241623504625   整理番号：17A1387521

皮膚血管拡張の可視光変調のための多孔質ポリ(ビニルアルコール)膜からの局所光化学的一酸化窒素放出【Powered by NICT】

Topical photochemical nitric oxide release from porous poly(vinyl alcohol) membrane for visible light modulation of dermal vasodilation

著者 (2件)： Lourenco Sarah De M. (Institute of Chemistry, University of Campinas, UNICAMP, Campinas, 13083-970, SP, Brazil) ,  de Oliveira Marcelo G. (Institute of Chemistry, University of Campinas, UNICAMP, Campinas, 13083-970, SP, Brazil)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 346  ページ： 548-558  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 慢性創傷とレイノー病および症状のような,機能的末梢動脈疾患(PAD)の合併症は,局所一酸化窒素(NO)血流を回復するための可能な生体材料の開発を刺激してきた。本研究では,NO放出S-ニトロソチオール(SNO)部分で官能化したポリ(ビニルアルコール)(PVA)の多孔質膜を調製するために相反転技術を使用した。この戦略は,膨潤度750wt%,600μm以上の直径を有する相互接続マクロ孔を有する架橋非晶質膜をもたらした。S-ニトロソ化反応の範囲を制御することで暗所で3353nmol/cm~2の範囲でNOを自然に放出するPVA-SNO膜を得ることができた。可視光によるこれらの膜の照射は,速度定数(5.6±0.2)×10~ 3S~ 1の一次放出動力学を生じず,64 101nmol/cm~2に放出されたNOの量を増加させた。健常皮膚に対する4分間のPVA-SNO膜の局所適用は,同じ期間の間,膜が可視光を照射した場合には900%まで増加し,皮膚血流の迅速で局所化された300%増加をもたらした。これらの結果は,マクロ多孔性PVA-SNO膜からの光化学的放出は,PAD症状と他の生物医学応用の治療/予防におけるNO作用を調節するための有効なツールではないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *多孔性 ,  治療法 ,  *ポリビニルアルコール ,  Raynaud病 ,  ニトロソ化 ,  官能化 ,  *一酸化窒素 ,  局所投与 ,  *可視光 ,  *光化学 ,  血流
準シソーラス用語： 放出速度 ,  多孔質膜 ,  生体材料 ,  *皮膚血管拡張 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 一酸化窒素 ,  ポリ(ビニルアルコール) ,  S-ニトロソチオール ,  皮膚血管拡張

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (8件)： 皮膚血管拡張 ,  可視光 ,  変調 ,  多孔質 ,  ビニルアルコール ,  光化学 ,  一酸化窒素 ,  放出