文献

J-GLOBAL ID：201702241643283658   整理番号：17A1279098

リチウムイオン電池における電極材料のためのスピネルZnFe₂O₄の第一原理研究【Powered by NICT】

A first principles study of spinel ZnFe₂O₄ for electrode materials in lithium-ion batteries

著者 (6件)： Guo Haoyue (Department of Chemistry, Stony Brook University, Stony Brook, NY 11794, USA) ,  Zhang Yiman ,  Marschilok Amy C. ,  Takeuchi Kenneth J. ,  Takeuchi Esther S. ,  Liu Ping
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 38  ページ： 26322-26329  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜鉛フェライト(ZnFe₂O₄)は,その大きな理論容量(1000mAhg g^-1)により,将来のリチウムイオン電池(LIB)材料である。機構の基本的理解を提供するため,ZnFe₂O₄からLi_xZnFe₂O₄までの初期段階における放電過程の密度汎関数研究につて報告した。計算によると,xが1までLi⁺イオンのインターカレーションは八面体16cサイトを選び,それはx=0.25から始まり,四面体8aサイトから16cサイトへのZn²⁺イオン変位を伴い安定性を増加した。一方,活性が低い四面体8a/48f/8bサイトのLi⁺イオンの占有により,1<x<2で安定性は低下した。DFT計算により同定された安定な中間体の構造に基づいて推定された開回路電圧は実験値と良く一致した。著者らの結果は,LIB材料としての高性能を可能にするLi,O^2-,Fe³⁺とZn²⁺間の相互作用の重要性を強調する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *亜鉛フェライト ,  *リチウムイオン電池 ,  亜鉛化合物 ,  リチウム化合物 ,  鉄酸塩 ,  放電 ,  *密度汎関数法 ,  インターカレーション ,  電極材料 ,  スピネル型結晶
準シソーラス用語： 密度汎関数 ,  鉄酸亜鉛

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウムイオン電池 ,  電極材料 ,  スピネル ,  第一原理 ,  研究