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J-GLOBAL ID：201702241775797461   整理番号：17A0890865

大きな非線形光学応答を持つ2つのハロゲン化物ほう酸塩結晶【Powered by NICT】

Two haloid borate crystals with large nonlinear optical response

著者 (2件)： Reshak A. H. (New Technologies - Research Centre, University of West Bohemia, Univerzitni 8, 306 14 Pilsen, Czech Republic. [e-mail]) ,  Auluck S.
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 28  ページ： 18416-18425  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非中心対称ハロゲン化物ホウ酸塩K₃B₆O₁₀X(X=ClまたはBr)の光物理的性質は,最近改良されたBecke-Johnsonポテンシャル内の密度汎関数理論を用いて計算した。計算した電子バンド構造は,5.21eV(K₃B₆O₁₀Cl)および4.85eV(K₃B₆O₁₀Br)の理論的な直接バンドギャップが,K₃B₆O₁₀Cl(5.16eV)およびK₃B₆O₁₀Br(4.86eV)の実験データと良好に一致することを示した。計算した吸収係数,屈折率,および複屈折も,実験データとよく一致した。計算した非ゼロ第二高調波発生(SHG)係数,d₃₃,d₂₂(=-d21)およびd₁₅(=d₃₂=d₃₁)は,実験値と良好な一致を示した。更に,著者らは,SHGの支配的なテンソル成分に対する微視的な第1の超分極率を得た。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ハロゲン化物 ,  *ホウ酸塩 ,  臭化物 ,  塩化物 ,  カリウム化合物 ,  物理的性質 ,  密度汎関数法 ,  計算機シミュレーション ,  バンド構造 ,  バンドギャップ ,  吸収係数 ,  屈折率 ,  複屈折 ,  *第二高調波発生 ,  テンソル ,  超分極率 ,  *非線形光学材料
準シソーラス用語： 光物理的性質 ,  電子バンド構造 ,  密度汎関数理論

分類 (2件)： 非線形光学  (BD05000T) ,  塩  (CD01050V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 非線形光学 ,  応答 ,  ハロゲン化物 ,  ほう酸塩 ,  結晶