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J-GLOBAL ID:201702241793128935   整理番号:17A1546866

ハルミンは星状細胞機能の回復を介して抗欝様効果を起す【Powered by NICT】

Harmine produces antidepressant-like effects via restoration of astrocytic functions
著者 (15件):
資料名:
巻: 79  号: PB  ページ: 258-267  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0252A  ISSN: 0278-5846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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うつ病は効果的な治療法の世界的な疾患ではない。増加している証拠は,星状細胞病理はうつ病の形成に寄与することを示した。本研究では,慢性予測不能ストレス(CUS)誘発抑うつ様行動と星状細胞機能障害に対する星状細胞グルタミン酸輸送体を調節することが知られているハルミン,天然β-カルボリンアルカロイドと強力な幻覚剤の影響を調べた。結果は,ハルミン処理(10, 20mg/kg)は,尾懸垂試験(TST)と強制水泳試験(FST)で不動時間におけるCUS誘導増加からマウスを保護し,スクロース嗜好実験におけるしょ糖摂取の減少を逆転したことを示した。ハルミン処理(20mg/kg)はCUSにより誘導される脳由来神経栄養因子(BDNF)蛋白質レベルと海馬神経形成の減少を抑制した。添加では,ハルミン処理(20mg/kg)はグルタミン酸輸送体1(GLT 1)の蛋白質発現レベルを増加させ,前頭前皮質と海馬におけるグリア線維性酸性蛋白質(GFAP)蛋白質発現のCUS誘導減少を抑制し,星状細胞機能の回復は,ハルミンの抗欝様作用の基礎となる潜在的機構であるかもしれないことを示唆した。所見はαアミノアジピン酸(L AAA)によるマウスの投与,星状細胞に特異的なグリオトキシン,ハルミンの抗うつ薬様作用を減弱させ,BDNF蛋白質レベルと海馬神経形成に対するハルミンの改善効果を防止することを結果により証明された。これらの結果は,星状細胞機能不全は,鬱病の発展に決定的に寄与し,ハルミンは,星状細胞機能の回復によると考えられる抗欝様作用を発揮することを確認するために更なる証拠を提供した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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向精神薬の基礎研究 
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