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J-GLOBAL ID:201702241796796986   整理番号:17A0000279

CLT用スギフィンガージョイントラミナの加力方向による曲げ強度性能の違い

Difference of bending performance by loading directions using sugi finger-jointed laminae for Cross Laminated Timber
著者 (8件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 59-64  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: F0976B  ISSN: 0916-4405  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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「直交集成板の日本農林規格」では,ラミナの曲げヤング係数やたて継ぎラミナの曲げ強度は,平使いの曲げ試験によって格付け検査が実施されている。しかし,ラミナへ負荷される方向でみたとき,CLTの曲げ性能のうち面外曲げには一致するものの,ラミナが縦使い方向で負荷される面内曲げとは一致していない。本研究では,ラミナの強度特性値から推定されるCLTの面内曲げ強度の精度向上を目指し,スギフィンガージョイントラミナの曲げ強度性能について平使い方向と縦使い方向とで比較した。その結果,縦使い方向の曲げヤング係数の平均値が平使い方向のそれに比べて約7%高く,曲げ強度の平均値は,平使い方向の方が20%程度高いことがわかった。そこで,ラミナの平使い方向の曲げヤング係数及び曲げ強度を用いたCLTの面内曲げヤング係数及び曲げ強度推定式を作成し,その検証を行った。その結果,曲げヤング係数,曲げ強度の推定値と実測値がほぼ一致し,本推定法の妥当性が実証された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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木材の性質・構造 
引用文献 (10件):
  • FPlnnovations (2011) ′′CLT Handbook (3) Structural′′, 62.
  • 星通・千葉保人(1973)ミニフィンガージョイントの形状と性能.木材工業,28(8),23-25.
  • 国土交通省(2016)′′建築基準法施行令第94条及び99条に基づき、特殊な許容応力度及び特殊な材料強度を定める件(平成13年国土交通省告示第1024号)の一部改正′′.平成28年3月31日国土交通省告示第562号.
  • 農林水産省(2013)′′直交集成板の日本農林規格′′.平成 25年12月20日農林水産省告示第3079号.
  • 森林総合研究所(2004)たて継ぎ加工.′′改訂4版木材工業ハンドブック′′.森林総合研究所編,丸善,442.
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